第10話

10
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2022/02/08 01:44 更新
マイキー
マイキー
で、なにこの状況
(なまえ)
あなた
…っ
  "怖い




直感でその言葉が浮かんだ
私は自然と松野の袖をぎゅっと握りしめていた
千冬
千冬
ん、あなた?
マイキー
マイキー
あなた………?
ドラケン
ドラケン
前に話してた例の子だ
私が…例の子
(なまえ)
あなた
………
マイキー
マイキー
……
マイキーという人はどんどん近づいてくると、私と同じようにしゃがんだ
(なまえ)
あなた
あ、あの
マイキー
マイキー
泣いたの?
(なまえ)
あなた
え、…あ、
その人は私の涙を人差し指で拭うと
マイキー
マイキー
あなた
(なまえ)
あなた
は、はいっ……
マイキー
マイキー
無事でよかった
(なまえ)
あなた
へ………
笑った、?
マイキー
マイキー
また後でなあなた
ドラケン
ドラケン
よしテメェら集まれ集会始めっぞ!!!
場地
場地
エマ、あなたのこと頼んだ
エマ
エマ
う、うん
千冬
千冬
俺も行ってくる
(なまえ)
あなた
あ、
さっきから私が握っていたせいで松野の特服の袖はしわくちゃになっていた。
千冬
千冬
そうな顔すんなって
千冬
千冬
すぐ戻ってくっから
みんな集会へ行ってしまって一気に寂しくなった。
エマ
エマ
あなたあっちに行こっか
(なまえ)
あなた
…うん
エマちゃんはそんな私の腕を引いた。

それにしてもマイキーって人の威圧感はなんだったんだろうか。











千冬 side
袖に残るあなたが握りしめていた跡。

集会が始まってからも、俺の頭の中は泣き崩れたあなたでいっぱいだった。
場地
場地
千冬、
場地
場地
あなたのこと気持ちはわかるが今は集中しろ
千冬
千冬
はい、すみません!
あいつは出会った時から元気の良い奴だったが

白い肌は傷だらけで目の奥に何かを抱えてるように見えた。


家庭の事情、俺がとやかくできるわけでも…
マイキー
マイキー
今日みんなに集まってもらったのは、
マイキー
マイキー
俺のいとこの件が関係してる
その一言で周りがザワザワと騒がしくなる
場地
場地
……
千冬
千冬
場地さんこれって
マイキー
マイキー
先日俺の家に佐野あなたの父親が押しかけてきた
マイキー
マイキー
あいつ狙われてるんだよ実の父親に
マイキー
マイキー
なんも悪いことしてねぇのに…。
ほんとに許せねぇ…

言葉に表せばそんな表情をマイキー君はしている
マイキー
マイキー
なのにこんな仕打ち受けて、
マイキー
マイキー
ずっと辛かっただろうな。
千冬
千冬
マイキー君…
マイキー
マイキー
俺はあなたを救ってやりたい
場地
場地
マイキー!!
場地
場地
そいつぶっ潰しに行こうぜ!!!
すると、隣に立っていた場地さんがいきなり声を荒らげた
千冬
千冬
ば、場地さん!?
ドラケン
ドラケン
落ち着け場地
マイキー
マイキー
今はまだ抗争はしない
場地
場地
なんでだよ!
あなたの父親が東京にいるうちだぜ!
こんなに怒っているのを久しぶりにみたかもしれない
千冬
千冬
ちなみに抗争をしない理由ってなんスか
俺も場地さんと同じくらいぶっ潰してやりたい気持ちでいっぱいだ

マイキー君だってこの場でこの話をするってことは同じはずだ。

なのに抗争にしない理由って
ドラケン
ドラケン
あなたの父親は、いい大人のくせに学生かき集めて組織作ってやがる
場地
場地
は、大方学生しか味方に付けれないくらい弱っちぃんだろ
マイキー
マイキー
だからだよ
千冬
千冬
?
マイキー
マイキー
俺らは不良集団。
1歩間違えれば殺してしまうかもしれない
千冬
千冬
………
ドラケン
ドラケン
最近変なのがうろついてるらしいからな
マイキー
マイキー
だから今日はあなたをみんなで守って欲しくてお願いしにきた
変なのって、そういえばこの間あなたに絡んできた不良がいたな
ドラケン
ドラケン
たぶんあなたの父親の仲間だろうな
場地
場地
あいつらそうだったのかよ…
マイキー
マイキー
俺からの頼みだみんな
そう言ってマイキー君はみんなに頭を下げた

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