ピピピピッピピピピッ
アラームの音で目を覚ますともう外からは心地よい夏の風が入ってきていた。
私は5月まで休学し、家で療養して6月の1日からまた復学することになっていた。
お父さんが残してくれたこの家はとても広くて、1人で住むには少し寂しいけれど、それでも今はもう昔のような虚無感に襲われることは無かった。
プルルルルル プルルルルル
涼は、あの日から各地にいる諜報員に回って各々の戦況などの状況を実際に自身の目で見て判断して今後の方針を命令して回っていた。
涼の返事を聞いてから通話を終了し、着替えやら朝ごはんやらでバタバタしていると急に家のインターホンが響いた。
短い返事をして食器を全て食洗機に突っ込んでから玄関へ向かった。
ドアを開けるとそこには私の迎えに来てくれたであろう3人が制服を着て待っていた。
私は軽く髪の毛をとかして、家の戸締りを確認してから3人と家を出た。
私は隣を歩きながらネクタイを緩めるめんに疑問を投げかけた。











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!