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第1話

00「ずぶ濡れ」
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2025/09/25 04:00 更新




    いつも通りの朝、
    いつも通りの通学路。
    今日の空は泣いている。
    いつも通りの、平和な日々。
    でも今日は、ほんの少しだけ
    変わった出来事があった。




??
 …、 
月宮 あなたの下の名前
 …え。 




    ふと公園を覗けば、
    傘もささずにベンチに座っている、
    うちの高校の制服姿の男の子がいた。




月宮 あなたの下の名前
 あ、あの…!風邪、引いちゃいますよ。 




    勇気を持って話しかけて、
    鞄に入っていた1本の折り畳み傘を手渡す。




??
 …え、 
月宮 あなたの下の名前
 じゃあ、バイトあるので失礼します! 
 お風呂で沢山あったまってくださいね! 
??
 あっ、ちょ、待っ…! 




    その人は驚いたように目を見開いていた。
    けれど私はバイトがあったから
    見て見ぬフリ、聞いて聞かぬフリをして
    その場から去った。
    とっても綺麗なお顔だったな。
    また、会えたらいいな。
    なんて、淡い期待を胸に込めて。




及川 徹
及川 徹
 …どうやって返そう、この傘。 





月宮 あなたの下の名前
 あーヤバい!後30分で支度しなきゃ…! 




    私とこの人が
    私のバイト先のお花屋さんで再会するのは、
    ほんの少し先のお話。












    名前 : 月宮 あなたの下の名前 ( tsukimiya )
    年齢 : 16歳( 高2 )
    身長 : 158.4センチ
    高校 : 青葉城西高校
    バイト先 : お花屋さん
    備考 : 恋愛経験ゼロ。勘は鋭い方。
         少なくとも鈍感ヒロインではない。



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