第85話

🦒🤎‐BADENDⅢ
9,867
2024/04/28 12:15 更新


あなたが死んだ


それから僕らは色のない世界を

なんとなく生きていた



もちろん活動は続けている

でもあなたがいた頃より活動は活発じゃない




nanamori__💜
じゃあ、これでミーティング終わります
jel__🧡
colon__💙
rinu__❤
…おつかれ
root__💛
、おつかれさまです
satomi__💗

今日はみんなわかってる

あなたが亡くなってから4年がたつ日







satomi__💗
行くか、
さとみくんのその一言だけで

僕らはどこに行くのかも、お互いがどんな気持ちなのかもすべてわかる


5分もせず
ぞろぞろと無言のまま6人並んでオフィスを出た








なーくんの運転で1時間






あなた
『私、花の名前なんてバラとかチューリップとかそれぐらいしかわからないけど』
あなた
『1つだけきれいだなって思った花があるの』









あなたが綺麗だと言った真っ白な゛すずらん゛を胸に僕らは彼女のお墓へ向かった












お墓につき慣れた手つきでそれぞれの役割を果たし

あなたに向かって手を合わせる

家族がいないあなたのお墓は少し寂しくも見える

それでも、




jel__🧡
…俺ここ好きやわ
satomi__💗
俺も、
rinu__❤
うん、なんか落ち着く
root__💛
本当にあなたに会えてるみたいでずっといたくなりますよね、笑
colon__💙
僕ここに住みたいもん、笑
nanamori__💜
ころちゃんならいつか本当に住んでそうだよね笑笑
rinu__❤
ww


satomi__💗
会いたいな、笑
root__💛
ですね、笑
jel__🧡
俺もあの日から後悔ばっかりだわ、ww
nanamori__💜
後悔なんてしたらダメってわかってるんだけどね笑
colon__💙
だよね、後悔なんてしてたらあなたに怒られるよ笑
rinu__❤
だね、笑



去年と同じ

こんな平和な会話を交わし


少しして帰る


なーくんがそれぞれの家に送ってくれて

そしてまたなんでもない明日が来る




今年もそうなるはずだったのに










nanamori__💜
じゃあ、みんな出発するよ
rinu__❤
ありがとー
colon__💙
僕も早く免許とろー
satomi__💗
ころん一緒に行くべ
jel__🧡
じゃ俺もー
root__💛
ジェルくんの運転毎日事故起きそうですね、
jel__🧡
マジのトーンで言わんといてや、笑
satomi__💗
あ、みんなこのあと予定ある?
colon__💙
ぼく特になーい
rinu__❤
俺も、強いて言えば寝よーかなーって笑
root__💛
僕もMIX終わらしたんでないです!
jel__🧡
なんでそんなん聞くん笑まぁ何もないけど、
nanamori__💜
確かに、さとみくんが珍しいね
nanamori__💜
俺も今日はミーティングだけだったから行けるよ
satomi__💗
スタッフさんに俺の次のアルバム花をテーマにするって
satomi__💗
だから花見てこいって言われてさ
rinu__❤
あーアルバム決まったんだってね、!おめでとー!!
root__💛
どこ行くとか決まってるんですか?
satomi__💗
うん、それもスタッフさんが
jel__🧡
へー、車で行けるん
satomi__💗
うん、確かここから15分もしないところだった
nanamori__💜
じゃあ暗くなる前に行こっか
satomi__💗
ありがと








colon__💙
ついたねー
rinu__❤
ほんとすぐついたね笑
root__💛
莉犬寝てたからでしょ
jel__🧡
やな笑
nanamori__💜
今のところ花ないね、
satomi__💗
もうちょい奥かな



少し背の高い草の中を歩いていくと

急にパッと視界がひらけて



一面には










colon__💙
ッ、すずらん
jel__🧡
…きれいやな笑
rinu__❤
もう4年…か、笑
root__💛
早いですね、
nanamori__💜
4年たった今でも何をする時もあなたが頭に浮かぶんだよね、笑
satomi__💗
俺も、
rinu__❤
もう一回でいいから会いたいn


???
ッきれい、
satomi__💗
ッ、!
rinu__❤
…へッ、
colon__💙
ッッ、?!
root__💛
…なんでッ、
nanamori__💜
ッッ、泣
jel__🧡
ッ、…あなた、?


???
、?
colon__💙
…あッ
???
…ニコッ
nanamori__💜
ッ、泣
root__💛
ッッ、え泣
colon__💙
ッッ泣
jel__🧡
ッッ、…泣
satomi__💗
ッ、、泣
rinu__❤
ッ、…泣













そこには、

真っ白なすずらんに囲まれて

こっちを向いて少し困ったような

でも僕らが大好きだった

満面の笑みを向けている

一人の少女がいた





























❥❥❥❥❥❥❥ Final

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