第8話

機嫌が悪いとこうなります
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2026/04/23 13:14 更新


松田陣平
あ"?なんだとこの二重人格!!
あなた
それこの間も言ってたよねー?
もうボキャブラリーが限界を迎えちゃいましたかー??
萩原研二
あーまたやってる。
萩原千速
あそこまでヒートアップできるほどの短気なんだな。2人とも。


と、萩原姉弟が呆れ超えて無視に入り始めたころ、千速警部は無意識に煽りモードに入っていた。

あなたの下の名前と陣平はおでこを合わせながら「グググググ」と本来なってはいけない音がおでこからする。


横溝重悟
おい、あなたの下の名前。
あなた
なんですか?今この人を言いくるめようとしてたんですけど。
松田陣平
この人言うな💢💢💢
あなた
フン
で、なんですか?


不機嫌なことが伝わるほど低くなったテンションに「お前なぁ」と言いたげな顔をしてしまう横溝警部。

その横ではあなたの下の名前と出会ってからというもの毎日機嫌の悪さが目立つ松田巡査が唇をとんがらせている。


横溝重悟
あー、け、警視長が、お前をお呼びだそうだ...。
萩原研二
け、警視長!?!?
あなた
えぇ…?私に?
横溝重悟
警視長だよ!!!警視長が直々に呼んでるんだ!!!
あなた
はーいはい。

明らかに『本当は行きたくないですけど』みたいな顔をしてその場から歩き去っていく姿は、お偉いさんという名の客人に迷惑をかけそうな足どりだった。 

そんな背中を見届けたあなたの下の名前の不機嫌な際に起こり得たことを知っているご一行は...。


松田陣平
不安なのって、俺だけ?
萩原研二
何かやらかして帰ってくるから予想しよう?
萩原千速
いいな、私はあなたの下の名前が警視長と仲良くなって帰ってくると思う。
横溝重悟
あり得なくもない話だが、その前に何かぶっ壊すだろ。


この間、キレたあなたの下の名前が周りに注意が行き届かなくなり、同じ交通課のミニパトお姉さんが育てていたお花の花瓶を割ってしまったことがある。

キレれば何かをやらかす、それがあなたの下の名前、というのが数週間前に定着してしまっているのだ。








あなた
ただいま戻りましたー。
萩原研二
あなたの下の名前の頭文字、あなたの下の名前ちゃん!
萩原千速
な、何も壊してきてないよな...?
松田陣平
警視長、怒らせたりしてないよな...?
あなた
まさか。


そんなのは当たり前、と思っているあなたの下の名前だが、自分自身がそんなとをしたことがあるとは、夢にも思ってはいないなだろう。

そして常に信頼度が低すぎて毎日どんなことをしているんだと疑問に思う。
(ただバイクを運転したりケンカしてるだけ)


あなた
少しおちょくっただけですって~。
松田陣平
おーーい!!!!
あなた
なんだよ。別にお偉いさんにやった訳じゃないよ。
横溝重悟
んじゃ、あれは誰なんだ?


おちょくった相手がお偉いさんではなかったことに安堵したのもつかの間、ではあなたの下の名前のことを知っていたあのお年寄り警官は誰だったのか。

首をかしげながら誰なのかと問う。


あなた
んー、あの人は、私のお父さんなんですよ。
横溝重悟
え"!?!?
横溝重悟
警視長が!?お前の父親?!


あなたの下の名前の父親が神奈川県警察の警視長だったことに驚きが隠せない横溝警部は、目を大きくかっ開いていたんだそうです。




作者
実はお嬢様っ子なあなたの下の名前ちゃん。

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