第6話

四日目
145
2025/02/22 00:18 更新



───っはあ───、今日はついに告白の日。

心臓が脈打っているなら、すぐに収めて相手に近づくのよ。



古明地さとり
レミリア? 急に呼び出してどうしたのよ


焦るみたいに笑っている相手には、「あのね」って笑顔とあざとさ、そして言うまえに少しの泣顔で魅了する。





武器は振りかざしてなんぼよ。



焦らずに、そしてのろすぎず、武器を相手にぶつけるだけ。





レミリア・スカーレット
ずっと前から言いたいことがあったの……っ


指先は適度に震えさせて、瞳には涙を浮かべるといいわ。


古明地さとり
どうしたの、レミリア…?

相手をこちら側の世界に引き込むことができたら、ついに本番ね。


レミリア・スカーレット
わたし、わたしっ、

レミリア・スカーレット
……さとりがすき。
古明地さとり
え?


相手がイマイチ理解していないようだったら、さらにあざとさ可愛さ可哀想さを使うわ。


レミリア・スカーレット
───っ、付き合ってほしいの。


そうやって手と手合わせておねがいする。



古明地さとり
え、あ、レミリア、
古明地さとり
っごめんなさい……!!


古明地さとり
わ、たし、レミリアとはまだ友人でいたいの。


古明地さとり
……地霊殿の管理とかにも集中したいし


レミリア・スカーレット
そうなの───?




じゃあ、最終手段を使うしかないわね。


レミリア・スカーレット
ごめんなさい冗談よ

古明地さとり
ああ、そう?
なんだ。

相手の反応に苛立ったって、するのは笑顔。それだけ。


レミリア・スカーレット
じゃあちょっと、私の部屋で紅茶でもどう?


古明地さとり
ええ。たまにはいいかもね……。


このとき用に撒き散らしておいた「惚れ薬スプレー」。

緊急時用だったけど、仕方がないわ。


古明地さとり
───いい香り。


決して惚れ薬の仕業だと言ってはいけないわ。


古明地さとり
ん、っ、なんだか、
いしきが、
レミリア・スカーレット
眠いの〜…?
紅茶を飲みましょうよ


子守唄のようにやさしくね。

被害者ヅラさえ今は大事。





レミリア・スカーレット
(さようなら。さとり)
※ この物語の殆どは「霊夢さんによる恋愛教育。」を元にしています。※

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