キッツ……!!!
流石に体術だけで、術式使う扇さんとクソ兄貴相手するのはしんどい
オマケにウチは動きにくい着物やし
呪力も必要最低限
なんでかって言うと、ここで術式とか呪力使い過ぎたら、クソ親父達に良い様にされるからや
どうせ、「女が当主に楯突いた」とか言うんやろ
そうなると、呪術界には印象悪い
困ったな……
幸いにも甚壱さんがなんも仕掛けて来とらん
ただ黙って見守っとる
コイツ……調子乗りよる
煽ったろ
青筋を立てて怒るクソ兄貴
さっきまでよりも、動きが速くなる
今の所は身体が当たっとらんけど
扇さんの的確なサポートがあるせいで、動きずらい
今、鼻先が当たるかと思った……
何が躾やねん!
余裕そうにニヤリと笑うクソ親父
ウザー!!!
あ、ヤベ……
___ビュンッ___
避けきれんかった
二の腕がクソ親父の手に当たった
そのまま動きが泊まり、殴られて身体が転倒した
ギリ受け身が取れたけど、殴られた腹がジンジンする……
冷たい、見下す視線
禪院家当主にして、呪術界最速の男
ジロリと睨まれ、冷や汗が出る
こんな状況下でも、笑っていられるウチはおかしいやろか
……よし、術式使お
これから3対1とか、大量使うだけやん
あっちは絶対使わん思うとるんやろうけど、もう痛いの嫌や
扇さんとクソ兄貴の得物分解して、足元に鉄の塊置いたろか
小指ぶつけたろー
なんて思っていたら













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。