教室に入ると、まだざわざわした雰囲気。
私は苦手で、耳を塞ぎたくなる。
??「なにぼーっとしてんだよ」
と、肩を叩いてくる少年1。
??「ちょっと、あなたの下の名前が驚くでしょ」
と、話す少年2。
ショタ「はぁぁぁ!?とびきり優しくしたわ」
リョタ「翔太の最大の優しさはそんなに小さいのかぁ笑」
ショタ「まあ誰にでも紳士な涼太にはわからないでしょうねぇ」
リョタ「ふふっ」
うちのバスケ部の
二年・副部長の宮舘くんと
二年のエースの渡辺くん。
クラスは始めてだけど、顔見知りだ。
『この二人とクラス一緒なの心強い』
ショタ/リョタ「だろ?/でしょ?」
『えっ…!?笑っ』
ショタ「実は涼太とぉ」
リョタ「絶対心強いって言ってくれるって話してたんだよ」
『えぇエスパーなん?笑』
二人は小さい頃からの幼馴染みらしく
家族ぐるみの付き合いで、
もはや友達以上恋人以上兄弟程度に
相性がいい。
『宮舘くん、クラスでも渡辺くんのお世話よろしくね』
リョタ「了解、バスケ部のお姫様」
『えっ』
ショタ「涼太の方があなたの下の名前のこと怖がらせてるじゃん」
ショタ「…ってか、なんで俺の世話なんだよ!!」
リョタ「今さら?笑」
なんか二人の会話、
漫才みたいで面白い。
「あのさー、そろそろ名字呼び辞めれば~?」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!