第4話

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2026/04/14 13:00 更新



教室の前で深呼吸をする


(なまえ)
あなた
... さっきのことは忘れる



中に入ると、もう何人かが席についていて、教室はざわざわしていた。

黒板の横に貼られた座席表を見ながら、自分の席を探す。





窓側、後ろから二番目。

椅子を引いて座ると、少しだけ落ち着く。

周りの話し声をぼんやり聞きながら、さっきの出来事がふと頭をよぎる。


ax
ax
... 隣 、よろしく



不意にかけられた声に、びくっと肩が揺れる。

聞き覚えのある声。

ゆっくりと顔を上げると。


ax
ax
... あれ



目が合った瞬間 、相手も目を細めた


ax
ax
お前 、さっきの



やっぱり。さっきの人だ。

言葉が出ないまま 、固まっていると


ax
ax
もう落とすなよ



少しだけ笑いながら言われて 、顔が熱くなる


(なまえ)
あなた
... 落とさないし
ax
ax
どうだか



... ほんと 、感じ悪い

なのに ...


ax
ax
名前 、何
(なまえ)
あなた
あなた
ax
ax
ふーん



興味なさそうな返事。

でも。


ax
ax
俺 、アンシン



そう言って、こっちを見る。

その名前が、やけに印象に残る。


ax
ax
よろしく 、あなた



軽く笑ったその表情に、言葉を失う。

さっきと同じ人のはずなのに、少しだけ違って見えた

感じ悪いだけの人だと思ってたのに。

なんでこんなふうに、意識してしまうのか分からなかった。












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