第10話

猫 💙💜 ハッピーエンド
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2025/09/14 23:30 更新
もしかして皆ハッピーエンド好き?
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死んだ。
幼馴染の前で、一言だけを口にした。
彼は一瞬神妙な顔になるけれど、何かを察して、口を開くことは無かった。
………とある、出会いの季節のこと。
俺は、何時ものカフェに入ったんだけど……
fkzw
fkzw
ねぇねぇマスター。ここって常連さんとかいないの?
キャラメルの様に甘い声が、その場を支配していた。
俺はその声を覚えている。聞いたことがあって、聞いたことが無い音。目の前に居るのは、とある「猫」に似た男。
マスター
居ないことは無いですよ。あ、ほら丁度……翔ちゃーん!いらっしゃい!
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ん……あ、おう
fkzw
fkzw
お!常連さーん!!初めまして~。俺、辰。宜しくね~
儚げな雰囲気を纏う彼は、俺のほうを向いて笑う。その笑顔を見るだけで、俺は心が苦しくなる。…………彼奴とは別人なのにな。
wtnb
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ん………俺、翔太。宜しく……
fkzw
fkzw
翔太…!良い名前だねぇ……
『良い名前だね』
それは前に、彼奴が俺に放った言葉。
マスター
翔ちゃん、どうする?いつものにしておく?
wtnb
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いや、今日はちょっと。甘めのコーヒーが飲みたい気分。
我儘言ってごめん、マスター。でも、今日ばかりは許してほしい。


甘い恋が、始まりそうなんだよ。
fkzw
fkzw
翔太はいつもここに来てるの?
wtnb
wtnb
………暇があったら。
fkzw
fkzw
へー、今日はこの後暇?
wtnb
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まぁ……特に予定は無い。
fkzw
fkzw
へ~……家行っていい?
………は?
俺は間抜けな声が出そうになるのを抑える。
家?初対面の男の?
fkzw
fkzw
ふふ、なーんかね。俺、君の匂い好きなんだよね。あったかくて、安心する。
意外な言葉に、俺は戸惑うばかり。
wtnb
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………来たいなら来れば良いんじゃね
fkzw
fkzw
素っ気ないね~。ま、お言葉に甘えて。
マスター
翔ちゃん、お待たせ~。
wtnb
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ん、ありがと。
ごくりと一口。普段と違って甘いのも丁度良い。
俺の家は、あの時から時が止まったように、変わった所は無かった。汚くなった訳でも無いし、綺麗になった訳でも無かった。
fkzw
fkzw
お、キャットタワーあんじゃん!猫好きなの?
wtnb
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昔な。飼ってた。
fkzw
fkzw
でも死んじゃった、と……
wtnb
wtnb
………
fkzw
fkzw
図星だ。
fkzw
fkzw
俺、この家好きだな。安心感があって、懐かしい感じがする。もしかしたら、俺、猫ちゃんの生まれ変わりだったりして(笑)
wtnb
wtnb
そんなわけ……
fkzw
fkzw
いーや?分かんないよ?もしかしたら、俺らは運命共同体で、赤い糸で結ばれてるかもね。
fkzw
fkzw
ねぇ、俺ら付き合っちゃおうよ。
wtnb
wtnb
……??
目の前の男から出てきたその言葉に、俺は困惑した様子を隠せなかった。
fkzw
fkzw
好きなんだよね。一目惚れってやつかな。
儚げに語る君は、俺の胸を締め付けた。苦しい、苦しい、苦しい。
ここで、「喜んで」と言っても良いのだろうか。また、お前と幸せになっても、良いのか?
様々な意見が頭を飛び交う中、俺は一つの答えしか見えていなかった。




































wtnb
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喜んで。
わっっあ駄作!!!!!!私が想像してるより駄作だった!!!ごめんなさい!!!
まぁハッピーエンドにはもっていけたんじゃないかな、と思っております。
この後はそうですね……読者様の想像にお任せいたします

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