第7話

天然パーマに悪い奴はいない【6】
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2025/12/28 12:00 更新



坂田銀時
どーも万事屋でーす
琴中美菜
違法行為は見過ごせないわよ
志村新八
姉上ェ!!まだパンツははいてますか!!
志村妙
……新ちゃん!!
天人
おのれら
何さらしてくれとんじゃー!!
志村新八
姉上 返してもらいに来た
天人
アホかァァ!!どいつもこいつも
もう遅いゆーのがわからんかァ!!
天人
新八 お前こんな真似さらして
道場タダですまんで!!
志村新八
道場なんて知ったこっちゃないね
志村新八
俺は姉上が
いつも笑ってる道場が好きなんだ
志村新八
姉上の泣き顔見るくらいなら
あんな道場いらない
志村妙
新ちゃん
天人
ボケがァァ!!
たった三人で何できるゆーねん!!
天人
いてもうたらァ!!
坂田銀時
オイ
俺がひきつけといてやるから
坂田銀時
てめーは脱出ポッドでも探して逃げろ
志村新八
あんたは!?
坂田銀時
てめーは
姉ちゃんを護ることだけ考えろや
坂田銀時
俺は俺の護りてェもん護る
天人
何をゴチャゴチャぬかしとんじゃ
天人
死ねェェ!!


 ド ガ ゴ ド  ン
坂田銀時
はィィィィ次ィィィ!!
天人
なっ…
天人
なんだコイツぅ!?
志村妙
何!?
志村新八
でっ…でたらめだけど…

 ゴ ガ  ン
志村新八
強い!!
坂田銀時
新一ぃぃぃ!!
坂田銀時
いけェェェ!!
志村新八
新八だボケェェ!!
天人
フッフッフ
おらっ…!


 ド ゴ  ガッ
坂田銀時
琴中美菜
一人で相手するなんてバカなの?
坂田銀時
お前…アイツらと行ったんじゃ
琴中美菜
……私も
琴中美菜
護りたいものを護るって決めたから
坂田銀時
美菜…
坂田銀時
え〜もしかして〜俺のこと好きなの?

 ボ コ  ボ コ   ド   カッ
琴中美菜
次言ったら…分かってるよね?
坂田銀時
ハイ スミマセンでした




志村妙
新ちゃん
いいの アイツ…あの人…
志村妙
いくらなんでも多すぎよ敵が
志村妙
なんであそこまで私達のこと…
志村新八
そんなのわかんないよ!!
志村新八
でもアイツは戻ってくる!!
志村新八
あの人も!!
志村新八
だってアイツとあの人の中には
ある気がするんだ
志村新八
父上が言ってたあの…
坂田銀時
あ"あ"あ"あ"あ"!!
琴中美菜
もー!!
アンタがもたもたしてるからー!!
志村妙
!!
志村新八
ホントに戻ってきた!!
坂田銀時
キツかったんだ!!
思ったよりキツかったんだ!!
志村新八
ちょっと!!頼みますよ!
一ページしかもってない
じゃないですか!!
坂田銀時
バカヤロー!!漫画家にとって
一ページはスゲー長いんだぞ
坂田銀時
いいから脱出ポッド探せ!!
志村新八
そこは!?
坂田銀時
んだココ!?
琴中美菜
ここは…動力室!?
天人
いきどまりや
天人
追いかけっこはしまいやでェ

 チャカ
天人
哀れやの〜
昔は国を守護する剣だった侍が
天人
今では娘っ子
一人護ることもでけへんなまくら
天人
おたくらに護れるもんなんて
もうなんもないで
天人
この国も…空もわしら天人あまんとのもんやさかい
坂田銀時
国だ空だァ?くれてやるよ
んなもん
坂田銀時
こちとら
目の前のもん護るのに手一杯だ
琴中美菜
それさえ護りきれずに
琴中美菜
今まで幾つ
取り零したのか分からない
坂田銀時
俺にはもうなんもねーがよォ
坂田銀時
せめて目の前で
落ちるものがあるなら
拾ってやりてェのさ
天人
しみったれた武士道やの〜
琴中美菜
ピクッ
天人
もうお前はエエわ…ねや

 チャカ
天人
ちょっ あきまへんで社長!!
天人
アレに弾あたったら
どないするんですか
天人
船もろともおっ死にますよ
天人
ア…アカン忘れとった
坂田銀時
よいしょよいしょ
天人
って…登っちゃってるよアイツ!!
おいィィ!!
天人
ちょっ待ちィィ!!
天人
アカンでそれ!!この船の心臓…

 ボ  コ ッ
天人
ぶへっ
琴中美菜
しみったれた武士道ねェ…
琴中美菜
アンタの生き方よりは綺麗だと思うけど
坂田銀時
客の大事なもんは
俺の大事なもんでもある
坂田銀時
そいつを護るためなら
俺ぁなんでもやるぜ!!

 ズ ゴ  ン
天人
ったた…
天人
!!
天人
きいやァァァァァ
天人
ホンマにやりよったァァ!!
琴中美菜
!!
坂田銀時
何この浮遊感
気持ち悪っ!!
志村新八
落ちてんのコレ!?落ちてんの!?

 ギャアアアアアア!!






 ゴ パ  ン





志村新八
さいわ
海の上だったからよかったようなものの
志村新八
街に落ちてたらどーなってたことやら
志村新八
あんな無茶苦茶な侍見たことない
志村妙
でも結局助けられちゃったわね
坂田銀時
んだよォ!!
坂田銀時
江戸の風紀を乱す
輩の逮捕に協力してやったんだぞ!!
坂田銀時
パトカー拝借したのくらい
水に流してくれてもいいだろが!!
警察
拝借ってお前
パトカーも俺もボロボロじゃねーか!!
ただの強盗だボケ
坂田銀時
元々ボロボロの顔じゃねーか!!
かえって二枚目になったんじゃねーか
警察
マジでか!!どのへん!?
志村新八
…姉上 俺…
志村妙
行きなさい
志村妙
あの人の中に何か見つけたんでしょ
志村妙
行って見つけてくるといいわ
志村妙
あなたの剣を
志村妙
私は私のやり方で探すわ
志村妙
大丈夫
もう無茶はしないから
志村妙
私だって新ちゃんの泣き顔なんて
見たくないからね
志村新八
…姉上


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志村
例え剣を捨てる時が来ても
志村
魂におさめた真っすぐな剣だけはなくすな
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 父上


 この男の魂いかなるものか


 ひどくわかり辛いですが
 それは鈍く…確かに光っているように思うのです


 今しばらく傍らでその光…眺めてみようと思います


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