水瀬side
放課後
上鳴くんの話をした後はしばらく顔の熱が抜けなくて少し苦労した。
芦戸ちゃんの声が大きかったから男子にも聞こえてたかもな…上鳴くんに聞かれてなかったらいいな…
なんて考えてると気がついたら放課後になっていた
急に名前で呼ばれたと思ったら腕を掴んでくる始末。
急にどうしちゃったの!?
態度が急変した心当たりなんてひとつしかない。
聞くしかない!
ビシャ
なんかいつものチャラチャラした雰囲気と全然違う。いや、チャラチャラしてはいるけど。
すぐからかってきてウザいのになんだか悪い感じはしなくて、なんなら前よりも距離が縮まった感じがして。
夕焼けのせいか照れているのか分からないけど、心なしか上鳴くんの耳が赤く見えた。












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。