数年ぶりにあった君は相変わらず綺麗だった。
でもやっぱり、幼かった頃の面影がある。
ずっと君を思っていた。
押しつぶされそうな時も、辛い時も。
君ならどうするだろう。君が横にいてくれたら。
そう思うだけで十分頑張れた。
そんな君が今目の前にいる。
前と関係性も全てが違うけど。
会えただけで僕は十分なんだ。
その先なんてきっと望んでないんだ。
望んだらいけないんだ。
「…久しぶり…」
「久しぶり、何年ぶりかな?僕たち。」
「どうだろう…覚えてないや」
「そっか…」
僕だけが覚えてる。
君と過したあの夜も。迎えた春も。
君の胸に刻まれてなくても。
僕の胸にはずっと刻まれて消えない。
「…じゃあ、僕行くね」
「うん、また僕ら会えるかな?」
「…またね、元気で」
うん、って言ってくれないのが君らしい。
そういう君が僕は好きなんだ。
また僕らの距離は遠くなったけど。
心は繋がっているよね。
愛してるよ。アイシテル。ほんとうに。
誰のセリフなのか。
誰の思いなのか。お任せします。
何が書きたかったんだろう???











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。