第2話

2回目
1,650
2018/05/22 06:59
ピピピ
明るい日差しと共に目覚まし時計が私を起こす
あなた

まだ眠いのにぃ~

目を擦りながらリビングに行く
お母さん
おはよう
お腹すいたでしょ?昨日夜ご飯も食べなかったから
あなた

うん、空いた
朝ごはん何?

お母さん
フレンチトースト作ってみたんだけど、どう?
あなた

いや、まだ食べてないよ? 笑

お母さん
あ、そうね 笑
私はお母さんと二人暮し

あ、でもお父さんがいない訳じゃなくて、海外を飛び回ってるってだけ!
お母さん
あなたもう時間じゃない?
あなた

ホントだ!行ってきます!

急いで玄関を開けると…
リサ
リサ
遅い!
ジェニ
ジェニ
遅刻するよ!
あなた

2人とも!待っててくれたの?

リサ
リサ
そうだよ!ほら早く!
あなた

うわ~感動!

ジェニ
ジェニ
あなた急いで!
私はジェニに手を引っ張られながら学校まで走った
リサ
リサ
あなたのせいで2日連続で走ってるんだけど~
ジェニ
ジェニ
え、チャイムなってない?ヤバいヤバい
あなた

急げー!!

3人
(*´Д`)/ヽァ/ヽァ
リサ
リサ
間に合った~
先生
3人ともギリギリだぞー
早く席つけー
ジェニ
ジェニ
すみません~
あなた

良かったー

今日も新入生は午前中で終わり
先生
今日もここまで!
それじゃあ気をつけて帰るように
ALL
さよーならー
リサ
リサ
かーえろ!
ジェニ
ジェニ
お腹すいたー
あなた

だね 笑
2人ともごめん!

ジェニ
ジェニ
明日も行くから早起きしてよー?
あなた

はい!

私達は一緒に帰った

そして、昨日と同じように曲がり角で別れた


静かな道を1人で歩いていると…
あなた

(あっ!昨日の人!)

昨日帽子を落とした人がまた自転車に乗って向こうからやって来る


今日は違う帽子かぶってる 笑
あなた

(昨日の事言わなきゃ!)

私は思い切ってその人に話しかけた
あなた

あ、あの!

私がそう言うとその人はキキーッという音を立てて止まってくれた
あなた

(良かったε-(´∀`*)ホッ)

安心した私は少し緊張しながら話し始めた
あなた

あ、あの。昨日帽子落としませんでしたか?

その人は少しの間何も言わなかった


私は人違いだったのかと思い焦った


しばらくしてその人が口を開いた

しかし、その人はカタコトな日本語を話していた

??
ボ、ボウシッて、ク、クロいヤツで、スカ?
あなた

は、はい!黒でつばの所に小さなリングが2つ…

??
ソ、ソレボクのボウシです!
あなた

あっ、やっぱり!良かった!

??
い、いまドコニ、アリ、マスカ?
あなた

昨日私が拾ったので持ち帰ってしまって…
家にあるので一緒に来てくれますか?

私がそう言うとその人は黙ってしまった


あ、あれ?まずい事言った?
??
え、えーと…
ワカラナイデス…
分からない?

あっ!この人外国人か!
あなた

帽子は私が持ってます

私はゆっくりと話し始めた


私が話すとその人は分かったと頷いてくれた
あなた

私の家に帽子があります

??
はい
あなた

だから、今から取りに行きましょう

??
あー、はい!
アリガトゴジャイマス!
あなた

(伝わった!)

私達は家へと向かった


家の前に着くと
あなた

ちょっと待っててください
取ってきますね

??
はい!オネガイシマス!
私は急いで帽子を取りに行った


バタバタ ガチャ
あなた

お待たせしました!はい、どうぞ!

??
スミマセンデシタ!タスカリマシタ!
あなた

いえいえ!

??
デハ!
あなた

気をつけて~

その人が帰った後




話しちゃったよ~


カタコトだけど声もカッコよかった~!

プリ小説オーディオドラマ