取りあえず北斗とカフェに来たはいいものの、どう話せばいいかわからなかった。
だけど、北斗から先に口を開いてくれた。
北斗「その、勝手なことしてごめん。」
『ううん、北斗の気持ちに気づかずに、、私のほうこそごめんね。』
北斗「あなたは悪くないよ。約束したのに、あなたのこと好きにならないって。だけど守れなかったのは俺だから。」
『ごめんね。』
北斗「だから謝んないでって。あなたは何も悪くないんだから、、それと樹と付き合ったんだよね?おめでとう」
『北斗、ありがと(泣)』
北斗「ちょっ泣くなって、」
『だって、』
北斗「あなた、」
『ん?』
北斗「にー」
『えっ?』
北斗「だから、にぃー」
『にー?(笑)』
北斗「そう、やっぱあなたは笑ってるのが一番だよ?だから笑って?俺のことはもう気にしないでいいからさ。」
『北斗、ありがとう』
北斗「あのさ、一つだけ、一つだけお願いしてもいい?」
『うん、何でも言って』
北斗「今日は、ずっと一緒にいてほしい。」
『え、』
北斗「困らせちゃうのは分かってる。だけど、今日残りの時間まで、お願い。」
『分かった。一回樹に聞いてからでもいい?』
北斗「うん」












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!