---東卿第七高等学校---
赤黒い月がいつも通り 、この街を照らす 。
クラスメイトの騒音をかき消すようにヘッドフォンをつけようとした時 、後ろから思い切り衝撃が来た 。
るんるんで声をかけてきたのは 、数少ない ( 仲いい人2人の人)親友の一人である士道龍聖 。
いつも朝ギリギリで家を出るタイプだからテレビなんてつける時間がなかった 。
目の前の席に座って、 面倒くさがる俺の顔を見てるんるんと楽しそうに話し続ける龍聖 。
幼馴染だから 、仲良くしてくれてるのがこの図だけでもお分かりだろう 。
持つべきものは人間関係だな 。(人間と呼んでいいのか分からんが)
すると 、
( ドカッ …
と 、荒々しく隣に座ってきた身長デカが一人 。
ムスッとした表情でこっちを睨みつけてる()のが 、糸師 凛 。
拾いました 。(以下略)
ぶっちゃけ 、疲労がえぐすぎて帰り道に叫び声聞こえても気づかない自信あるからなぁ … ,
少しムカついた表情でそういう 。
俺は部活とかやった事ないから知らなかったけど 、まぁストレス発散に体動かす人にとっては最悪なんだろうな 。( 他人事 )
くだらねえとは言われてますが普通にバイト足りてないんだよな … 。
魅夜叉街に入って少し手前の居酒屋でホールをさせられている 。ちなみにホールだけで5名いるのに人(怪異)多すぎて人手不足 。(
そんないつも通りの雑談をしていたら 、先生が来て今日も一日が始まる 。
少し退屈だなとは思いながら 、窓から見える月をまじまじと見つめる 。
… あんなに 、血の色みたいに赤黒かっただろうか 。
ずっと覗き込まれているようなその明るさが少し気味悪いと感じた 。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。