第2話

1 : 現世と異界での異変
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2024/12/12 06:37 更新










---東卿第七高等学校---















赤黒い月がいつも通り 、この街を照らす 。





クラスメイトの騒音をかき消すようにヘッドフォンをつけようとした時 、後ろから思い切り衝撃が来た 。
宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
ッ … 、!?!、





宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
普通に声かけろよ … 、龍聖 … 、!!

士道 龍聖
よっ !! ちとせちゃんおはよ ~ ♪ 


るんるんで声をかけてきたのは 、数少ない ( 仲いい人2人の人)親友の一人である士道龍聖 。




宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
ん 、おはよ … 。
士道 龍聖
そういや聞いた ? 今朝のニュース !! 


士道 龍聖
現世から迷い込んできた人間 、最近増えすぎてやべえらしいよ ? 


士道 龍聖
なんでも 、その人間共 、魅夜叉街のヤクザ共に攫われまくって治安やばいんだって 、



いつも朝ギリギリで家を出るタイプだからテレビなんてつける時間がなかった 。

宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
魅夜叉街って … 、うっわ地味に家から近いじゃん … 。


目の前の席に座って、 面倒くさがる俺の顔を見てるんるんと楽しそうに話し続ける龍聖 。
幼馴染だから 、仲良くしてくれてるのがこの図だけでもお分かりだろう 。


持つべきものは人間関係だな 。(人間と呼んでいいのか分からんが)


すると 、






( ドカッ …






と 、荒々しく隣に座ってきた身長デカが一人 。







糸師 凛
… なんで起こさなかったんだよ 、ちとせ 。
宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
おはよ 、凛 。ちなみに五回ぐらい起こしたよ 。


ムスッとした表情でこっちを睨みつけてる()のが 、糸師 凛 。


拾いました 。(以下略)
士道 龍聖
ちとせちゃん 、いつもバイトとかで帰り遅いから大丈夫そぉ ~ ? 
宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
んん …、まぁ 、そこそこ ? (?)


ぶっちゃけ 、疲労がえぐすぎて帰り道に叫び声聞こえても気づかない自信あるからなぁ … ,





士道 龍聖
俺ら龍聖&凛放課後部活で帰りバラバラだもんねぇ …、


糸師 凛
… 今日から放課後部活中止らしいぞ 。

糸師 凛
その誘拐事件がなんやらで 、俺らも安全の為にさっさと家帰れだとよ 。


少しムカついた表情でそういう 。




俺は部活とかやった事ないから知らなかったけど 、まぁストレス発散に体動かす人にとっては最悪なんだろうな 。( 他人事 )



宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
あ 、凛 。今日俺遅番だから 。
宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
冷蔵庫に入ってるやつレンチンして食べといて 。
糸師 凛
ん … 、
糸師 凛
いつになったらバイト辞めんだよ 、御前 。くだんねえだろあの仕事 。
宮部 ちとせ
宮部 ちとせ
居候させてもらってる手前でなんて事言うんだお前 …。


くだらねえとは言われてますが普通にバイト足りてないんだよな … 。


魅夜叉街に入って少し手前の居酒屋でホールをさせられている 。ちなみにホールだけで5名いるのに人(怪異)多すぎて人手不足 。(



そんないつも通りの雑談をしていたら 、先生が来て今日も一日が始まる 。












少し退屈だなとは思いながら 、窓から見える月をまじまじと見つめる 。















… あんなに 、血の色みたいに赤黒かっただろうか 。



ずっと覗き込まれているようなその明るさが少し気味悪いと感じた 。



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