第7話

ほつれた関係で駆け落ち。
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2019/07/24 14:50
チョロ松
チョロ松
おそ松兄さん、好きだ…!
なんの迷いもない、いや一抹の不安が射し込んだ其の目で。
おそ松
おそ松
ありがとな、俺も、
チョロ松
チョロ松
違う、僕は恋愛対象でお前を見てるんだ。
気持ち悪いだろ?分かってるんだよそんなこと…!
おそ松
おそ松
いや、でも
おそ松くんが返答しようとするなりチョロ松くんが彼の肩を押して、倒した。
おそ松
おそ松
ちょ、ちょっと待って、兄ちゃんまだ
その困惑しきった声を無視して服を剥ぎ取っていく。
わたし、どうしよう…見ちゃダメな気もする。だってこれは二人の問題だ。
その去り際目を見張った。チョロ松くん、泣いてる。
衣服の擦れる人工的な音をおそ松くんは拒否した。
おそ松
おそ松
チョロ松、やめろ。1回頭冷やしてこい。

俺お前も知ってるクズ長男よ?誰が俺の事好きになるかっての。からっちゃだーめ。
グイッと何か言いたげなチョロ松くんをおしのけ私に視線を向けた。そして私の手を引いて、
おそ松
おそ松
行くよ
***
2人とも押し黙って歩く
なんとなく引っ張ってきたけど、これ後どーするよ。あーすっげー気まずい。
もうすぐ着く、という所で**が俺の服の裾を掴んだ。絞った声は
**
**
帰りたく、ない…!
……っやばい。**のその顔無理それ反則。
ねえ知ってた?俺そんな事言われて離してあげるような優男じゃ、ないんだよなぁ。
おそ松
おそ松
兄ちゃんいいこと思いついた。
おそ松
おそ松
ねね、俺と駆け落ちしよ?

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