生徒会長side
先生からの頼まれごととか面倒くさいなぁ〜。
そうだ、放課後に他校の女の子誘ってカフェ行こうかなぁ〜♪
早く帰りたいんだけど……
ああ、僕の隣の席の子か。あまり学校に来ないし、授業もサボってるし。正直野郎には興味無いし〜。めんどくさ〜。
……別に、興味無い人間が留年になろうが退学になろうがどーでもいいんだけど〜
僕ってばやさしーからぁ、頑張ってあげようかなぁ〜。
……適当にしとけばいっか。不良君が留年になってもどーでもいいでしょ。
……成程。つまりは「矯正」しろってことね♪
はぁー。なんで生徒会長になったんだっけ。面倒くさいなぁ〜
あ、生徒会長になったのは女の子にモテるためだったんだっ!
ま、適当に頑張ろうっと!
東side
今日も学校の屋上で授業をサボる。
立ち入り禁止と書いていたがあまり危険は無いため普段からここにいる。
立ち入り禁止と書いてあるので誰も来ない。そこは嬉しい。
群れるのは好きじゃない。
その時、バンっっ!と大きな音がして屋上の扉が開いた
あれは……たしか、生徒会長の西野とかいうヤツだ。
常に気持ち悪い笑顔を浮かべて、女と遊んでる。
胡散臭くて嫌いだ。
なんか俺の名前を呼ばれた気がするが気の所為だろう。
あんな気持ち悪い笑顔を浮かべながら俺の方に駆け寄ってくる。
いつもと同じ、気持ち悪くて胡散臭い笑顔。仮面を被るように本音を隠すその笑顔が…
俺は、心底嫌いだった。
「僕、何かしたかな〜?」と言いながらベタベタと触れてくる。
気持ち悪い。
焦った声色をしているが少しも表情を変えない。
ニコニコと気持ち悪い笑顔を浮かべながら衝撃的なことを言う。
こいつに指導されるくらいなら死んだほうがマシだ。












編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!