第10話

阿部の過去
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2026/03/22 02:08 更新
阿部Side
阿部亮平
阿部亮平
今日はクリスマス。でも、俺にクリスマスは関係ない。
依頼人
依頼人
今日で終わりか…
阿部亮平
阿部亮平
えぇ。そうですね。
あの日、僕はいつも通り青信号になってから進んだ。
阿部亮平
阿部亮平
っ!
その瞬間、対向車線から逆走してきたクルマがぶつかった。
依頼人
依頼人
うぅ…
阿部亮平
阿部亮平
!大丈夫…ですか?
依頼人
依頼人
は…い…
ぶつかってきた車は、どこかに走り去っていて、その時にはもう下半身の感覚はなかった。
救急車が来たのは数十分後。
その時にはもう、依頼人は死んでたらしい。死因は多量出血。
それなのに、俺は生きていた。
そこから先は少し知ってるだろうけど、康二の病院に運ばれて…って感じ。
退院してから、遺族と出会ったけど…向けられたのは、俺への怒りと、俺らへの失望。依頼人に対しての悪口だった。
ラウール
ラウール
おかしいでしょ!
深澤辰哉
深澤辰哉
静かに聞け。
その時俺は…なんにも言えなかった。
依頼人に対して、悪意を持ってたわけじゃない。僕が、学生時代に少しいじめられてたことを思い出して…反論したかったけど…できなかった。
そんなときに、照と、ふっかが、みんなのことを庇った。
なんで、そんな言うんだよ。俺等に失望するのはまだいい。でも、阿部と、依頼人に対する悪口は許さない…だったかな。
その後、遺族の人が、ますますヒートアップして、僕と、依頼人の悪口を言い始めた
殴ろうとまでしてたよ。照は
そんなに大切にできたのに…俺はできなかった。そこから…いや。事故の時から、俺はもう過去に向き合うことが怖くなってしまった。
目黒蓮
目黒蓮
毒が回ってたんじゃないの…?
阿部亮平
阿部亮平
足の感覚自体がなかったから、わかんない。
その後…3人が入った。
阿部亮平
阿部亮平
はい。これで終わり。
深澤辰哉
深澤辰哉
…詳しく言っていいか?
阿部亮平
阿部亮平
…うん
深澤辰哉
深澤辰哉
こいつは気絶してたけど…足につよい毒が塗ってある肉断ち包丁が、刺さってた。
阿部亮平
阿部亮平
…そうなの?
深澤辰哉
深澤辰哉
あぁ。だから、急いで、翔太を呼んで、簡単な応急処置と、病院に連絡した
渡辺翔太
渡辺翔太
そそ。
向井康二
向井康二
それで、おれんとこ運ばれてきたん?
岩本照
岩本照
…そして。舘。いいか?
宮舘涼太
宮舘涼太
俺が言うよ。昨日も言ったけど…それには俺の父親たちが関わってる可能性がある
ラウール
ラウール
そっか…でも今を大切にしていこ?
向井康二
向井康二
めっちゃええこと言うやん!
阿部亮平
阿部亮平
(どこか悲しそうな目を一瞬する)そっか…そうだよね
深澤辰哉
深澤辰哉
よし!飯食いに行くぞー!
SnowMan
SnowMan
しゃぁー!

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