第38話

37話
295
2020/08/16 11:11
スゥ―――――――
何かに引っ張られるような感覚がした



―――――――――――――――――
(なまえ)
あなた
え?
(なまえ)
あなた
あれ?家にいなかったっけ?
なぜか私は病院にいたそれもそらるさんの病室に
そらる
そらる
……
(なまえ)
あなた
というか、さっきのは…
(なまえ)
あなた
私が忘れようとして、蓋をした記憶…?
それと、、蒼くん…ううん、そら、る、、の記憶?
(なまえ)
あなた
あなただったのね…ふふっ
そう思うとより一層目を覚ましてほしいと思った
きっとほかの歌い手のみんなも同じだ
(なまえ)
あなた
はぁ、
何の音もしない沈黙が続いた―――――
その時、


















ピ―――――――――――――――――
無機質な音が聞こえた
(なまえ)
あなた
え……?
バタバタ――
おいしゃさん
こちら患者の容体が急変しました。
すぐに治療をしますのであなたさんは、、待っていてください
(なまえ)
あなた
は…はい
え?どういうこと?
病室では治療をしている音が聞こえる
ガラガラ
(なまえ)
あなた
ビクッ
おいしゃさん
先ほど、そらるさんの心臓の停止、呼吸の停止を確認いたしました。
これを持ちましてお亡くなりの確認とさせていただきます。
お亡くなりの時刻は20時5分です。
(なまえ)
あなた
え?
信じられなかった。本当に
でも、病室に入るとそこだけトキが止まったようだった
(なまえ)
あなた
そっ、、ら、る






































(なまえ)
あなた
jag alskar dig
jag kysste medan jag grat













































愛してる



私は涙を流しながらキスをした。

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