それから6年後────。
隣に座る消太がこっちを見て言う。
私たちは廊下に出る。ちなみに、卒業後からはお互い名前で呼び合おうと決めた。まだ背が高い消太の隣に並んで歩く。
そう、私は雄英の教師になった。それでも、なぜが支持率やもろもろ高くて今は日本のNo.2ヒーローになった。今は1-A組の副担任。担任は昔と変わらず消太がやっている。
すると、スマホが鳴る。
私はホークスに電話をかける。
私は一瞬にして顔が赤くなる。
消太の方に目をやるとかなり怪訝そうな表情で眉間にしわが寄っていた。そして私のスマホを無理矢理取った。
久しぶりに見たな。男の因縁……。
スマホを返して貰う。
消太は後ろを振り向き歩き出した。もう資料は置いてきたそうだ。
ってか反省文……って
すると捕縛布が飛んできた。
確かにいつものだ。私が文句を言って消太に捕縛させられる。これがほぼ毎日繰り返される。
私は職員室に戻り、再びパソコンと向き合う。
その時────
バアァァンッ!!
近くの街で大きい爆発音が聞こえた。
すぐに現場に向かった。いた……ヴィラン!!
バアァンッ!!
ヴィランは倒れ、身柄を確保した。
市民たちにファンサ?をする。
そう、全然私は凄くない。だってまだNo.2だ。
私は空を見上げる。青く透き通っていて綺麗だ。
私の物語はまだ終わらない。これからも……
これは私たちが最高のヒーローになった物語
そして────
イレイザーと幸せになれた物語だ───。
完
次回:あとがき















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。