声を掛ける。
彼らからの頼み事を俺は遂行するだけ。
この2人は、最初から起きていた。
でも、超能力と戦うことはあの3人がきっと拒む。
俺も、重力も、呪言も、
超能力相手では相性が悪いのは事実。
とっくのとうに、回復はしている。
此処の施設は彼らのアジト。
今いる場所は治療室。
また、あの時と同じ気配がする。
だから、最悪な結果にならないように善処するだけ。
超能力本家の長い廊下。
皆、刀やら色々持って襲いかかってくる。
でも、僕の元に届く攻撃は無い。
襖を開ける。
酷い光景が目に映る。
目の前で倒れている複数人の幼子。
皆、もう脈はなくて。
血しぶきを上げてもう死んでしまっている。
その、幼子達の手には刃物。
集団自決__。
刀で斬りつけられそうになる。
間一髪で避ける。
此処で接敵。
正直タイミングはクソ。
面を、
封印を解くことができなくなった。
あいにく此方は片腕がない。
どう考えても父上の方が有利。
『 身体的には 』
百発百中の彼に教えてもらったスナイパー銃。
接近戦でも使える造りに改造したから行けるはず。
自分を操って、エイムを高めれば当たる話。
背後、取られた。
違う、今目の前にいるのは本体じゃない。
偽物だ、
これ、2vs1だ
やらかした。
詰めが甘かった。
超能力相手に楽に勝てるわけ、無い。
わかりきってはずなのに、
間に合った。
ギリギリだけど、今度はちゃんと間に合った。
真実を、
真相を。
兄が、家族が死んだ理由が知りたい。
此奴の口から、はっきりと聞きたい。
ナイフ。
投げられた。
何本?
早く、把握しろ。
把握して、回避行動を取れ。
ナイフが、空中で止まった。
ktyの洗脳を、応用して使ったんだ。
今の当主相手だったら、数分なら持つ。
実際、今も此奴の攻撃を全てこのナイフで受けきれてる。
奥の部屋に、封印呪物があったから、













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。