静まり返った社長室。
最悪だ ... これ絶対ダメなやつ。
どうするのこの空気( 白目 )
パたりとドアが閉まり 、
1人きりになってしまった社長室。
死ぬんじゃないかってぐらい早すぎる心臓の音がする。
落ち着け ... 落ち着け ...
そんな事を勝手に考えて 、
勝手に落ち込んだ。
そんなことを考えていると 、
ガチャッとドアのあく音がして 、
伏せていた顔を前にあげる。
先程の定位置まで戻ると 、
またもや少しの沈黙があった。
脳内で素数を数えてなんとか
この沈黙になんとか耐える。
その時 、沈黙を被ったのは社長様だった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。