「「文化祭,お疲れ様でした〜!!!!!!!!!!」」
友達「売上1位のあなたの親しい人からの呼ばれ方に皆拍手〜!!!!!!!!!!」
友達「そ!なんか有名な人が来てたらしくて〜、それであなたの親しい人からの呼ばれ方の事周りに広めてたっぽい!」
私の時だけ客足が半端ないことになっていたのは気の所為では無かったみたいだ
晴の頭に手を置き,左右に少し荒く撫でる 。
軽いボディタッチのつもりだったけど、晴の顔が段々と真っ赤に染まっていくのがわかる
赤い顔を手で覆いながら,廊下を駆けていく 。
ウブなのが面白くて、一人ニマニマしていると友達が少し驚いた顔をして話しかけてきた
友達「え、あなたの親しい人からの呼ばれ方大丈夫?!耳赤いよ〜!?」
友達「も〜心配したじゃん!」
まだ冷める気配のない耳の火照りを手でぱたぱたする。
友達「あ、てか明日スポーツテストあるらしいよ〜!ホント勘弁なんだけどー!」
友達「うん!種目一緒に回ろーね!!」
ふと自分の前の席を見ると、まだ少し顔が赤い晴が居て、顔を手で覆っていた。
体が勝手に晴の元に近づく
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!