第10話

捌話 ごめんね
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2025/08/28 13:38 更新


しばらく神社で過ごした私たちは、すみちゃんと一


緒に不死川家へ行ったが、帰る途中


ぶたれて倒れたときに少し足をひねったのか、


寿美が足を痛そうにしていたため、


雛菊がおぶって不死川家へいった。














歩くのにもの凄く時間がかかったが、だんだんと不


死川家の家が見えてきた。


と言ってもまだ豆粒サイズだけど。
竈門雛菊
(さね兄が打ち水してる……)


気づいたのか、さね兄はこっちに目を向けた。
不死川実弥
おぅ、おかえ………




























不死川実弥
寿美!?雛菊!!??


さね兄がこちらに光のような速さできた。




不死川実弥
どうしたんだその傷!!!!


さね兄の声がデカすぎて、家から他の兄弟もが顔を

覗かせた。
不死川玄弥
寿美!?
…って雛菊もどうしたんだ!!?
不死川弘
姉ちゃん!ひなちゃん!!
不死川就也
大丈夫!!??
竈門雛菊
えっとね、色々あってね……


更に声が大きくなって、しずさんも出てきた。


不死川志津
寿美!雛菊ちゃん!!
何があったの!?
不死川志津
それよりも早く中へ入りなさい💦
手当てをするから!!





そう言われ、不死川家へと入ろうとしたが……























竈門雛菊
(待って)
































竈門雛菊
(なんかひなぎく、重要なことわすれてるような……?)






























時透無一郎
えっ!?
ちょっ、ひなちゃん!!??
時透有一郎
どこに行くんだ!!?




























竈門雛菊
(⁠╬⁠⁽⁠⁽⁠ ⁠⁰⁠ ⁠⁾⁠⁾⁠ ⁠Д⁠ ⁠⁽⁠⁽⁠ ⁠⁰⁠ ⁠⁾⁠⁾⁠)ガビーン……






ヤバい。ヤバいヤバいヤバい💦



むいくんとゆうくん、置いてきちゃった💦💦





そして、すっかりその事を忘れていた!!!
竈門雛菊
ごめん!さね兄!!
竈門雛菊
ひなぎく大切なこと思い出した!!
帰らなきゃ💦💦
不死川実弥
は…!?
その怪我の治療が先だ……
竈門雛菊
ごめん💦💦


そう言い、全速力ダッシュ。
不死川実弥
ちょっ…おい……


実弥は雛菊に声をかける暇もなく、唖然としてい

た。






不死川実弥
雛菊はなにを忘れてたんだ…?















竈門雛菊
(どこだろう💦おいて行っちゃってごめんね💦💦)




いつもなら自慢の鼻で有一郎と無一郎の匂いを嗅げ


ば位置くらい余裕でわかるのだが、今日はそうもい


かない。




なんせ、今日は縁日だ。

人の量もいつもの倍以上に多い。
竈門雛菊
(どこだろう…)




それでも、諦めず根気よく探し続けると


微かに探しているものの匂いがした。
竈門雛菊
(あっちかも……!!)






匂いのする方へ行ってみると、

案の定、そこには有一郎と無一郎がいた。


















時透無一郎
すみません💦
ここに僕達はと同い年の女の子ッて来てませんか??
時透有一郎
すおう色の髪をして、海色みたいなキレイな目を持ってる女の子なんですけど……💦💦






竈門雛菊
ゆうくんッ!むいくんッ!!




有一郎&無一郎
!!





私の声に2人とも反応してこちらへと走ってきた。

竈門雛菊
勝手に走って行っちゃって、ごめ……




私が謝罪の言葉を言い終わる前に、ゆうくんとむい

くんは雛菊を



















有一郎&無一郎
ギュッ……!!!






と強く抱きしめてくれた。
時透有一郎
どこに行ってたんだ!!
たくさん捜したんだぞ!!!
竈門雛菊
ごめんね……
時透無一郎
もう、会えないと思ったよ……
竈門雛菊
うん、ごめんね…


行き先も言わず、置いて行っちゃってごめんね。



たくさん心配かけてごめんね。

竈門雛菊
ごめんね…
時透無一郎
もう、置いていかない・・・・・・・って約束してくれる…?
竈門雛菊
うん、約束する
時透有一郎
絶対だぞ…
竈門雛菊
うん、絶対に守るよ




しばらくして有一郎と無一郎は雛菊を抱きしめる腕

の力を弱めて、埋めていた顔を上げた。














そして、こちらを見て『ギョッ』とした。





時透無一郎
ひなちゃん……
その顔、どうしたの…?







あぁ、バレちゃった…



まぁ、この腫れはかくし通せるとは思ってなかった

し……
竈門雛菊
ちょっと色々あっ…
時透無一郎
色々どころじゃないだろ…ッ!!
竈門雛菊
ヽ⁠༼⁠⁰⁠o⁠⁰⁠;⁠༽⁠ノビクッ
時透有一郎
はぁっ…はぁっ……
有一郎は急に声を荒げたせいか、興奮状態になって

いた。










ゆうくんから怒ってる匂いがする……


竈門雛菊
(どうして…?)
時透有一郎
自分のことをもっと大切にしろよ!! 
ひなの母さんが悲しむだろ!大切な一人娘なんだぞ!!
浴衣だって、土まみれじゃないかッ!
時透有一郎
そんなッ、ボロボロになるまで何をやってたんだよ…



有一郎は雛菊に対して、激しく怒った。




でも、ゆうくんとむいくんの着物も土まみれだった
時透無一郎
兄さ……








途中、無一郎が止めようとしたが、有一郎の言葉は




止まることはなかった。





時透有一郎
ごめん…



そして、再び雛菊を抱きしめた。




時透有一郎
守ってやれなくて、ごめん……









時透無一郎
僕も……
追いつけるようにがんばったんだけど、追いつけなくて…
竈門雛菊
ゆうくんとむいくんは悪くないよ💦
時透無一郎
何があったのか分からないけど…











時透無一郎
痛かったよね…?
竈門雛菊
…うん



うん。




痛かった。もの凄く痛かった。









でも、友だちを貶される方がイヤだった。
竈門雛菊
痛かっ…た、よぉッ!


そう言ってわんわん泣いた。


すみちゃんといた時は全く涙は出てこなかったのに
有一郎&無一郎
ギュッ……



無一郎はと有一郎の上に重なるように雛菊を抱きし


め、有一郎は雛菊を抱きしめる腕の力を強めた。










 



















作者
作者
終わり方下手くそでごめん…💦

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