前の話
一覧へ
次の話

第26話

騎士パロ 貴方に捧げた剣と共に 💚夢主
97
2026/03/03 14:47 更新































原田蒼
お嬢様。そろそろバイオリンの練習のお時間ですよ?
あなた
えーやだ。やりたくない。
原田蒼
なっ、そんなこというと、
お父様に怒られますよ?
あなた
ねーなんでバイオリン
弾かなきゃならないの?
原田蒼
それは貴族の家に生まれてきた
からには、
音楽くらいできないと…
あなた
なにそれ。
あなた
ていうか、あなたもお父様に仕えて
ろくなことないでしょ?
原田蒼
そんなことはっ…!
あなた
なんでお父様に
仕えることになったの?
原田蒼
それは…
あなた
ん?
原田蒼
ふふっ。じゃあ、お嬢様がバイオリンの練習をしたら、教えてあげましょう。























原田蒼
お嬢様、そろそろ休憩しましょう。
あなた
はぁーつかれた。
あなた
で、さっきの話、なんで仕えてるの?
原田蒼
僕はプロのオーケストラに
バイオリニストとして勤めていたの
ですが
原田蒼
事情があり解散してしまいまして。
あなた
それは災難ね。
原田蒼
新たな職場を探しはしましたが、
いい職場ところが見つからなかったんです。
原田蒼
それでしばらく楽器屋でお仕事をしていたところ、
あなたのお父様と出会ったんです。
あなた
この楽器を買いに?
原田蒼
ええ。
原田蒼
僕はそのとき、楽器の
試奏を担当しました。
原田蒼
そこで言われたのです。
あなたの居場所はここではない、と。
あなた
へぇ…
あなた
ドラマチックで面白いわね!
原田蒼
僕からしたら面白くないですが…
原田蒼
だから、お父様に恩返しがしたい。
その一心です。
あなた
まぁ、無理しないでよね!
原田蒼
…ええ。






















それは突如と始まった。

“第3次世界大戦”

被害が大きく、王宮で働いていた者も、とうとう兵に出なければならなかった。
あなた
ねぇッ…!行かないでよッ…!!
原田蒼
残念ですが、決まったことは
必ず成し遂げなければなりません。
原田蒼
…お父様の恩返しでもありますから。
あなた
でもッ…!
原田蒼
大丈夫です。
死ぬとは一言も言っていませんよ。
気が早いですね。
あなた
でもっっっ…
原田蒼
っ!?
君は僕に出会って初めて泣いた。

その顔はぐしゃぐしゃで子供らしかった。
原田蒼
じゃあ、約束ですよ? 
僕が戻ってきたら、君のお願い事を
なんでも聞いてあげましょう。
あなた
なんでもいいのっ…?
原田蒼
ええ。
原田蒼
ただし、今ここで決めてください。
それを糧に、頑張れますので。
あなた
うーん…
あなた
じゃあ…無事帰ってこれたら
私と結婚してくれますか…?
原田蒼
えっ…!?
僕とあなたは7歳も離れている。

しかも執事と貴族の関係は保たれたままで、結ばれることなど許されるわけがない。

だが、否定しなかった。したくなかった。
原田蒼
…まぁ、できるといいですね。
あなた
うんっ…!約束!
そうやって無邪気に微笑む
可愛らしい君のことが好きだから_____

































「「「英雄、万歳!!」」」
「「「勝利、万歳!!」」」
王「君が頑張ってくれたおかげで勝てたのだよ。
本当にありがとう。お前は音楽以外にも才能が
あったのだな。」
原田蒼
いえ、とんでもないです。
素晴らしい称号をいただき、光栄でございます。
王「ところで、娘とは会ったかい?首を長くして待っているよ。」
原田蒼
…もちろん。
これから会いに行きますよ。






























原田蒼
ただいま戻りました。お嬢様。
あなた
生きて帰ってくれてよかったわ…!
おかえりなさい!
原田蒼
おや、随分と大人になりましたね。
あなた
だって執事がいないと甘えられないんだもの。
原田蒼
(ふふっ可愛らしいなぁ…)
あなた
それで、話は?
原田蒼
お嬢様。

まず、僕はこの戦いで
素晴らしい称号をいただきました。
それはあなたとの約束で結ばれた強い絆があったからです。
本当に感謝申し上げます。

そして僕とあなたは
もう姫と執事ではない。
対等な関係になったのです。だから、








































原田蒼
僕と結婚してくれますか?






























片膝をつき、ジュエリーケースを開ける。

中にはダイアモンドの指輪が入っていた。
ダイアモンドの石言葉は「永遠の絆」「純愛」
「不屈・不滅」

関係性は壊れても、君の元から離れることは
しない。君を守り続けたい。
あなた
約束だもの。お願いします。
原田蒼
君が誓った約束ですが、
結局僕がプロポーズしてるじゃないですか。
あなた
いいじゃん。悪くなかったでしょ?
原田蒼
ええ。
あなた
結婚旅行はどこへ行こうかしら?
原田蒼
ふふっ 気が早いですね。





















































ぬし
なんかあんスタの弓弦くんみたいになっちゃった笑
ぬし
これ本当は羽鳥先輩でやりたかったんですよキャラ的にやめたんですけど
ぬし
わかる人にはわかる

プリ小説オーディオドラマ