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第9話

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2026/05/15 10:31 更新
恋橙 えと.
はぁ…

今日はるなと喧嘩した次の日
友達とあんなに喧嘩したの初めてかも…


できることなら、るなと喧嘩なんて絶対にしたくなかった。

でもるながあーゆーこと言うから……
恋橙 えと.
私は絶対謝らないもんね……!!

うん、これで大丈夫。
ピロンっ♪
恋橙 えと.
ん…?
あ、電話か…


…るなからだったらどうしよう
恋橙 えと.
え、うりさん…?
私に電話を送ってきたのはるなの彼氏、うりさんだった。

な、なんで……?

い、一回出てみるか……
恋橙 えと.
も、もしもし…?
黒森 うり.
『あ、えとさん~!おはよ!』
恋橙 えと.
あ…おはようございます…?
黒森 うり.
『昨日はるながごめんね?』
恋橙 えと.
それって喧嘩のこと…?
恋橙 えと.
なんでうりさんが知って……
黒森 うり.
『あー…今日朝から仕事あって、るなと会ったんだけど、すごい顔してたからどうしたのって聞いたら』
黒森 うり.
『えとさんと喧嘩したって言ってたから…』
恋橙 えと.
あぁ…
黒森 うり.
『ごめんねほんとに』
黒森 うり.
『るなって意外と頑固だからさぁ……』
恋橙 えと.
頑固…?

今まで一緒にいて、そんなこと思ったことなかったけど…

黒森 うり.
『一応俺も謝るように言っとくね』
黒森 うり.
『どうしてあんなこと言ったのかもまだきいてないし』
恋橙 えと.
う、うん…
べ、別に謝るように言わなくてもいいんだけど…
黒森 うり.
『ってことで…そろそろ仕事戻らないといけないから……』
黒森 うり.
『また今度ね!』
恋橙 えと.
あ、うん

プッ……



……びっくりしたぁ…

まさかうりさんから電話がかかってくるとは…
恋橙 えと.
……
恋橙 えと.
あ…もう学校行かないと

なんも準備してなかった……(汗

学校が終わり、電車でゆあんくんの家まで来た。
ゆあんくんから合鍵をもらったのでそれで
鍵を開ける。
ガチャッ
恋橙 えと.
ただいま……
恋橙 えと.

やっぱ、ゆあんくんはいないか…



できたらるなのこと少し相談したかったんだけど…
赤羽 ゆあん.
おかえり
恋橙 えと.
うわっ!びっくりした…
恋橙 えと.
いたんだね…?
赤羽 ゆあん.
まぁ一応。
赤羽 ゆあん.
ついさっき帰ってきたけど
恋橙 えと.
あっ…、そうなんだ
恋橙 えと.
恋橙 えと.
えっと、鞄、置いてくるねっ!
赤羽 ゆあん.


急いで部屋に入って、ドアを閉める。
恋橙 えと.
はぁ…やっぱり相談、しないほうがいいかなぁ…


だって、ゆあんくんはトップアイドルで、
私は研修生だし…こんな事言われても、困るよね…

恋橙 えと.
あ、今日のこれからのスケジュール、確認しとかないと!


スマホを開いて、マネージャーさんから 
送られてきた、ゆあんくんのスケジュールを開く。

恋橙 えと.
ふんふん。今日は、7時から生放送があるんだね。

移動は5時だね。

ってか!もう4時半くらいだし、
早めにゆあんくんに伝えないとっ!

急いでドアを開けて、ゆあんくんの部屋
をノックする。


しーーん……
恋橙 えと.
…?

すると、
赤羽 ゆあん.
あれ、えとさんどうしたの?


後ろからゆあんくんの声がッッ
恋橙 えと.
あ、ゆあんくん!そっちにいたんだ
赤羽 ゆあん.
うん。水飲みに
赤羽 ゆあん.
で…どうしたの?
恋橙 えと.
あ!えっと、今日は7時から生放送
で、5時から移動だよって、いうのを伝えに…
赤羽 ゆあん.
あ、5時から移動だっけぇ…?
赤羽 ゆあん.
そっか、ありがと
恋橙 えと.
うん!
恋橙 えと.
もう結構時間迫ってるけど、
準備は大丈夫?
赤羽 ゆあん.
うん
恋橙 えと.
わかった!私も持ち物準備
してくるね!
赤羽 ゆあん.
はーい


午後6時半。
約30分前に生放送の現場に着き、
ゆあんくん達はリハーサルに行っている。


ちゃんと歌ったり踊ったりするわけではなく、
流れだけ練習するらしいから、そろそろ
帰ってくると思うんだけど……

恋橙 えと.
はぁ…



実は、るなもこの番組に今日生放送で
出るらしくて……


会っちゃったら…どうしようかな……
恋橙 えと.
…なーんて!!さすがに会わないよね!!


だって、私はアイドル研修生で、
るなはトップアイドルだし。

いくら生放送の番組だからって、会わないよね。

……

そっそうだ、ゆあんくん
リハーサルで疲れてるかもしれないし、
なにか飲み物を買ってこよ!
気を紛らわすように早足で楽屋を出る。

自動販売機は以外に遠くにあって、探すのに少し時間がかかってしまった。
恋橙 えと.
うーん…
何がいいかなぁ…
ゆあんくん、コーラが好きって言ってたけど…

甘いもの禁止されてるんだよね……

…でも…
恋橙 えと.
今日くらいは、いいよねっ!

勢いで自動販売機のボタンを押す。
恋橙 えと.
よし!

近くにあった時計を見る。

あ、そろそろリハーサル終わったかな。


急いで帰ろう。
そしてまた、来たときと同じように、早足で歩く。






そして、少し歩いた先に__
恋橙 えと.
…!



他のアイドルの子と仲良く喋って歩いている、
るなの姿があった。
恋橙 えと.
あっ……

ど、どうしようっ

ちょうど行きたいのは、るな達がいる先だし……
るな達が歩いてきたら、どっちにしろすれ違うことになる。
恋橙 えと.
( だったら… )


あえて、私から話かけてみようかな……



さすがに、他のアイドルの子もいるし、
長く話したりすることはできないと思うけど…

こんにちは、とかの挨拶くらいなら、返してくれるかもしれない。

もしかしたら…


『えとちゃん、アイドルになるために、付き人のお仕事頑張ってるんだね~!えらいよぉ~!』

とか、言ってくれるかもしれない。




るながアイドルになって、会える機会が減っても、私達はずっと仲良しだった。




だからきっと…

一言交わせば、前みたいに仲良くなれる気がする。
恋橙 えと.
よしっ…!


私からっ、話しかけてみようっ…














そう思って、るな達がいる方へ、私も歩いていく。
そして、すれ違う直前、るなに挨拶をする。



恋橙 えと.
こっ…こんにちは。










水羽 るな.
………







えっ……
びっくりして、その場に固まってしまう。




目はあったはずなのに、るなら
無視して歩いて行ってしまった。


恋橙 えと.
( 待ってっ! )
私がるなのことを追いかけようとしたとき、
るなと一緒にいたアイドルの子が
私のことを見て言う。
.
あんたなによ、るなのファン?一般人がどうやって入ってきたの?
恋橙 えと.
あっえっと……
私、アイドルの研修生で…
.
研修生?へぇ~?
残念だけど、るなに嫌われたら、この世界じゃ生きていけないのよ
恋橙 えと.
……っ…


『るなに嫌われたらこの世界じゃ生きていけない』


るなは、それくらいすごいアイドルってことだ。


アイドルにすらなれていない私とは全然違う…
.
アイドルになるのは諦めたら?るなにも嫌われてるみたいだし。
.
あんたみたいな子は、アイドルに向いてないんじゃない?
恋橙 えと.
……



私にアイドルは向いてない…

それくらいわかってるけどっ…
水羽 るな.
もういいよ、りの。行こう?


るながそう言ったとき、目が合った。


けれどその目は、早くどっかに行ってほしい、
と言っているような目だった。
恋橙 えと.
っ…


その時、後ろから足音が聞こえてきた。
赤羽 ゆあん.
りの、俺の付き人を紹介するね
.
えっ
恋橙 えと.
えっ
.
ゆ、ゆあんの付き人なの?この子
赤羽 ゆあん.
そうだよ。恋橙えとって言う子。よろしくね

ゆあんくんはにっこりと笑う。
.
あ…そ、そうだったんだ…
.
が、頑張ってね!えとちゃん!


コロッと態度を変えて、
アイドルスマイルで言う。
恋橙 えと.
あ…はい…?
赤羽 ゆあん.
…行こっか、えとさん
恋橙 えと.
は、はい
赤羽 ゆあん.
じゃあね、りの、るな
赤羽 ゆあん.
本番もがんばろ!
.
うん!
水羽 るな.
…うん

るな達と別れて、ゆあんくんの楽屋に着く。
恋橙 えと.
…ごめんなさい…


リハーサルが終わって、楽屋に帰ってきて。
私が居なかったから探しに来てくれたんだよね…

ゆあんくん、リハーサルが終わって本番まで、
少ししか休憩時間がないのに…


だからその間だけでも休憩してほしかったのに……

赤羽 ゆあん.
…よく我慢したね
恋橙 えと.
……っ


ゆあんくんの言葉が優しくて、
涙が出てきそうになる。
でも…

『もぉ…えとちゃんはすぐそうやって泣いちゃう。』

『アイドルはお仕事だし、つらくても悔しくても、悲しくても、泣かないで、頑張らないと』 

『泣く暇があったら努力しろって、言われるんだよ』
恋橙 えと.
…泣く暇があったら努力する……

そう言うと、ゆあんくんは私の頭を
よしよしとしてくれる。

赤羽 ゆあん.
俺の前では泣いてもいいから。俺の付き人特権。
 
恋橙 えと.
……っ。
恋橙 えと.
うぅ〜〜〜……
 
赤羽 ゆあん.
……







数分経って、やっと私は落ち着くことができた。
私が泣いている間ゆあんくんはずっと、
私の頭を撫でてくれた。
恋橙 えと.
はぁ…落ち着いた…
恋橙 えと.
ありがとう、ゆあんくん!
赤羽 ゆあん.
どーいたしまして


そう言ってにっこり笑う。
あ…!
コーラ!ずっと持ったままだった、!!
赤羽 ゆあん.
それ…
恋橙 えと.
あ、ゆあんくんに…でもちょっとぬるくなっちゃった。
恋橙 えと.
買いなおしてくるっ!
赤羽 ゆあん.
いや大丈夫!
恋橙 えと.
いいの?
赤羽 ゆあん.
うん!買ってきてくれてありがと!
恋橙 えと.
…うん!
そう言って、ゆあんくんはおいしそうに
コーラを飲む。
 




コンコンコンッ
.
赤羽さーん!そろそろスタンバイお願いしまーす!
赤羽 ゆあん.
あっ!はーい!
赤羽 ゆあん.
行ってくるね、えとさん!
赤羽 ゆあん.
ちゃんと見に来てね~っ!
恋橙 えと.
うん!頑張ってね!


番組が始まり、ゆあんくんたちの出番になった。


音楽が始まるのと同時にみんなが踊り出す。


恋橙 えと.
(かっこいい…)
私もあんなふうになりたいなぁ…
黒森 うり.
わぁっ!
恋橙 えと.
ひぃぃっ!
恋橙 えと.
って、あ、うりさん
黒森 うり.
こんにちは!
恋橙 えと.
えっと…なんでここに?
黒森 うり.
え?次るなの番だから見に来た ☆
恋橙 えと.
…...


わぁーバカップルだぁあ

と、半分呆れてしまう。
そしてゆあんくんのグループの
パフォーマンスが終わり、
るな達がステージに入ってくる。
ポップな音楽が流れて、みんなが踊り出す。


踊っている、るなは元気でいつも通りの笑顔だった
恋橙 えと.
(…よかった。元気そう。)


るなが元気に笑って歌って、
踊っているのを見たら…

さっき無視されてしまったことも、
話すこともできないことも、
悲しいけど、るなが笑っているおかげで私も元気になってくる。

恋橙 えと.
(やっぱり、るなはすごいなぁ…)

私は改めてそう思った。
いつか、私もゆあんくんや、
るなみたいになりたい。  
  

るなと喧嘩したからって、
うじうじせずに、頑張ろうっ!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
わぁぁっ3590文字いったぁっ!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
そしてまず!お気に入り登録者様発表っ!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
りあ様!
みーう様!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
ありがとうございますっっ!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
そして!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
私、この小説を小説コンテストに出させてもらうことにしましたっっ!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
こちらですっ!
 
 
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
こちらに出させていただくことに
なったんです
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
が!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
からぴちの小説を出している人が少ないので!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
からぴちの小説を書いているはよかったら参加してください…!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
というお知らせです!📢
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
それでは!
水倉 茉衣.
水倉 茉衣.
おつぬし!

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