あなたside
樹とは久々に会えて少し嬉しかったけど、、
実はちょっと気分転換したかったのです
高校が地元から近場とはいいさ、、
メンツが違ければ人見知りもするし。
そして高校入学当初から私はなんとなく我を装ってしまって、、
幸い中学からの同じ学校への進学者はいたから多少の関わりはあったものの。。。
自分からの関わりを断ってしまっていた。。
中学はこんなではなかったはずなのに、、
そんなあなた唯一のお喋り相手はみっちーただ1人だった、
母親もいないからみっちーの家が我が家みたいなもん
でもみっちーは私と違って高嶺の花
私が並行して歩っていいのかすら疑う日々
そんなのもう疲れた。
はっきりさせたい、自分がどうしたいのか。
樹に会って、全部話したい。。
スッキリしたい、こんな自分はやだ。
そう思ってここまで来たのが経緯だ。
『そんなの誰も知らないくせに』
みっちー「え、?なんかいった??」
『いや??あ、いやごめん聞いてなかった…。なんの話??』
樹「いやー何しよっかなーって。。」
北斗「簡単なのなら作るけど」
『私も作る!!!!!!』
ジェス「んじゃ俺とこーちで映画何するか決めるわ」
こーち「だから本当に、ホームパーティーで映画見る前提なのがアメリカなんだって笑」
慎太郎「きょもと俺とみっちーでお買い物してくるよ‼︎」
樹「みんなサンキュー!俺部屋の片付けに勤しみます、、」
北斗「樹の部屋綺麗でしょ笑」
樹「あなたいるから最終調整!!!!💦💦」
あなたside
「あなたちゃん好きな食べ物とかある?」
『あ、え、あーっとえっと、、北斗さんの好きな食べ物ならなんでも好きです(?)💕』(困った時はこんなこと言ったきゃあなんとかなる😅)
「俺ね、七味かければなんでも好きなんだよね🌶」
『んん?え。、なにを、、?』
「七味はこの世の正義だからさ」
(ダメだ嫌な予感しかしない、、このままだと今夜は真っ赤な料理しか並ばないぞ🔥)
『あ、じゃあオムライスがいいです』
「オムライス?」
『なんか、、母がよく作ってくれててっ…。
また食べたいなって。本当に好きなんですよ、っっ、、オムライス。チキンライス派です。チーズ入れてください。あとっ、あと…』
「大丈夫?」
とティッシュを差し出す
「無理しなくていいよ。ゆっくりでいいから。」
「俺でよければ話聞くよ?」
『ありがとうございます。でも大丈夫です、なんかちょっと情緒が狂ったみたいで、、』
「大丈夫ならよかったんだけどさ」
『ご心配ありがとうございます、』
(どうしちゃったんだろ)
next→きょもしんみち
複雑になり始めました!
どうなるのでしょ、、
次回も楽しみに
♡&☆🙏
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!