第6話

4'2
19
2024/11/16 14:23 更新
りり「絶対こっちの方が似合うって!!」

るる「いや、絶対こっちの方が似合う!!」

私がクリスタルに変身した後、怜廉くんは私のお母さんのマリアさんという人のところに行き私は部屋で待機していた。

広い部屋を見て回っていたところ、ドアが叩かれこの2人が来たのだ。

今は私がつけるネックレスで揉めてるみたい。

最初からこんな調子で毎回数十分も揉めている。

サキ「こんなんじゃ日が暮れちゃうよ..」

メイド「はっ、たしかに...」

りり「サキ様はどちらがよろしいですか?」

るる「るるが選んだやつですよね!!」

りり「いや、りりが選んだやつですよね!!」

どっちを選んでも揉めそう...

るるが持っているのがマリアさんの目の色のバイカラーサファイヤ

りりが持っているのは私の目の色のピンクダイヤモンド

私は2人の間にあるルビーに目がいった。

怜廉くんの目の色は真っ赤なルビーみたいな色...

サキ「じゃあ私あれにしたいです。」


















それから時は流れいつの間にか食卓に座っていた

サキ「(さっきからマリア様がすごく見てくる..)」

サキ「あの..さっきからすごく視線を感じるんですけどなんでしょうか?」

マリア「えっ、あぁ、さすが私の娘だなと思って!」

サキ「どういう意味ですか?」

私はまだ記憶も戻っていなくて姿はクリスタルだけど中身はただの人間だ。変な期待をされても困る。

マリア「可愛いって意味よ!!深く捉えないの!!」

サキ「...ありがとうございます。」

マリア「さあ、今日はサキも戻ってきてくれたことだし、パーァっとやろっか!!」

サキ「あっ、その事なんですけど...」

マリア「ん?」

サキ「私まだここに帰るって決めたわけじゃないんですけど..」

マリア「あぁ、そのことについては後で話しましょう。」

マリア「今は今を楽しむの!!」

















ご飯を食べたあと応接間に案内された。

マリア「単刀直入に聞くけど、サキは前の生活に戻りたいの?」

サキ「ん〜」

サキ「私は物心着いたら養護施設にいて、里親に引き取られました。」

サキ「別にその生活が困ってたわけじゃないし、特に嫌ってことは無かったから。」

サキ「それに学校に友達いるから離れたくないなって思ったんです。」

マリア「そうよね。私はあんまり表に出してないけどあなたが戻ってきてくれてとても嬉しいの。」

マリア「何十年も探してきたから、多少強引でも連れてきたこと謝るわ。」

サキ「じゃあ、ひとつ約束をしてください。」

マリア「いいわよ。どんときなさい。」

サキ「私の安全と未来を保証してください。」

マリア「そんなの当たり前じゃない。」

サキ「ありがとうございます。」

サキ「あともうひとつ...」

マリア「?」

サキ「学校は前のところに通わせてください」

マリア「あ〜その事なんだけど...」

マリア「土曜日だけこっちの学校に通うのはどうかしら?」

マリア「私が運営しているクリスタルの学校なんだけど」

マリア「普段授業はあるし、毎日学校はやっているわ」

サキ「休日もですか?」

マリア「そうよ」

マリア「土曜日は魔法の授業を中心にやっているの」

マリア「あなたの身の安全のためにも習ってみるのはどうかしら?」

サキ「わかりました。前の学校に行けるなら..」

それに置いてもらってる以上断れない...

マリア「わかったわ!じゃあ今から仕立て屋を呼びましょうか。」

サキ「はい。.....えっ」

マリア「あら嫌だった?でも制服は準備しないといけないでしょ。」

サキ「いえ、大丈夫です。」

さっきのでもう疲れたんだけどな...

マリア「それと、私の学校に行く時はカツラを被って言ってね」

サキ「なんでですか?」

マリア「金髪はなかなかいないのよ」

マリア「それに私の娘だって気づかれて人がいっぱい寄ってきたら嫌でしょ」

サキ「そうですね。」

マリア「何色がいい?」

サキ「ちゃいろがいいです。」

マリア「茶色?それ以外はダメ?」

サキ「じゃあ...シルキーベージュとか...」

大人になったらしたかった色だ。

マリア「いいわよ。それにしましょ!!」

プリ小説オーディオドラマ