水色髪と黄色髪の2人の男子が来た。
その2人も吸血鬼だろう。
私たちに対して余裕そうに、煽るようにしていたななもりさんの態度は豹変、ふわっとした感じになった。
その様子に、私たちは全員呆気に取られた。
見た感じ、黄色の方は莉犬くんくらい、水色の方は私たちと同じくらいの年齢に見える。
ポカンとしてる私たちにななもりさんが気付いて、こっちを向いた。
ころんさんは、水色の方で、声ががさがさ((
そして、同い年らしい。
るぅとさんは黄色の方。言動がころんさんに比べて落ち着いている。
莉犬くんと同い年。
苺音兄弟は、今度は納得したような表情へと変わった。
苺音兄弟が茶番をしている間に、苺郷兄弟の、特にころんさんが私に話しかけて来た。
質問攻めに遭い、しかも蜜血かどうか疑われてるとか…。
待って、今オッドアイ隠してるのに…⁉︎
勘のいいガキは嫌いだよ…。
ってどこかで聞いたけどまさにそれが当てはまる感じ。
そんなころんさんに対して、るぅとさんが軽く笑う。
うん…。私、人見知りだよ、実は。
だから初めて会った全ての人警戒するよ?
2人の対応に困って、苺音兄弟の方を横目で見ると、ななもりさんに足止めされていた。
ころんさんは私に質問を続ける。
るぅとさんが突っ込むも、ころんさんはそれをかわして、私に話しかけ続ける。
すると、るぅとさんの顔は、暗黒微笑っていうのかな。そんな感じの、裏抱えてそうな笑顔になった。
その笑顔のまま、ころんさんに詰め寄っていき、ケンカ?が始まった。
私は2人が離れた今のうちにと思って、その場から逃げ出した。
…苺音兄弟を置いて来てしまったことも忘れて。
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…出て無いっすね。
すみません…。
吹き出し…まぁいいや(メタ発言多すぎるので注意するの諦めた)
( ・∇・)
とりあえずお楽しみに〜!
お気に入り30人ありがとうございます!
それでは終わります!
おつみなさっち!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。