『ここ 、なの ? 』
ベルモット「ええ 、そうよ ... 」
ベルモット「着いてきてちょうだい ... 」
カツッカツッ タッタッ カツッ タッ
2つの足音が薄暗くて少し不気味な倉庫に響く
「遅かったな ... 」
ベルモット「あら 、ごめんなさいね」
『 ... 』
空気が ... すごい重い ...
「そのガキはなんだ」
ベルモット「ヘルエンジェルの娘よ」
「 ... あいつか ... 」
ベルモット「それで 、この子にコードネームを与えて欲しいのよ」
コード ... ネーム ..... ?
「何言ってんだ 、ガキだぞ」
ベルモット「いいじゃない ? あのヘルエンジェルの子だし ... 」
ベルモット「それに私 ... この子気に入ったし ... ね ... 」
『 ... ? 』
「 ... フッ ..... まぁいい 、着いてこい」
ベルモット「行きましょう ... 」
『あ 、はい ... 』
これで...2人を守れるの ... ?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。