曲が流れて、踊り出す。
何故か、頭の中に過ぎった。
さっきのジョシュアの言葉……
心の中で……
やめてみようかな
そう呟いてみたら、
まさか、声に出てた。
ピンマイクが着いてること忘れてた。
ボソッと私の声が入る。
ドギョムの歌声が聞こえる中、後ろの方で
私の声が……
焦ってたせいか、
移動のタイミングズレた。
そして、動線がズレて、
ホシと、ぶつかった……
最悪……1番ぶつかりたくない人とぶつかった。
そして、そのままリハが終わった。
楽屋に戻って、不穏な空気が漂う。
わかったよ。帰る。
もう、いやだ。
そう言ってホシはどっか行った。
ほかのメンバーも俺を見る目は相変わらず冷たくて、
話しかけてくれることも無く、ただスルーしてくる。
ここから居なくなっても、誰も気づかないよね、
もうやめようかな。
てか、もう帰ろ。
私は、みんなが見てないうちに、楽屋から出て、
タクシー捕まえて、宿舎に帰った。
キャリーケースをクローゼットの奥の方から引っ張り出して、
荷物をまとめた。











編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。