Sion side
好きだよ。
その言葉を、あなたが初めて心から言ってくれた気がして、
ホンユミンとか、そんなの全部どうでも良くなった。
ただ嬉しくて、あの、初めて告白したときみたいに夢だと思って、
つねっても痛みをちゃんと感じて。
その瞬間、不安になったりして、
あなたに抱きついていて顔が見えないまま、
あなたの鼓動だけをただただ感じてた。
そしたら、
背中にあったあなたの小さな手が、
俺の頭を撫でた。
そんな少し高い、優しい声が俺の鼓膜に届くのと同時に、
せっかく止まっていた涙がまた溢れ出した。
明日目がカラカラになりそうㅎㅎ
なんて思いながらあなたから体を離して目を合わせれば、
あなたの顔も、涙で濡れてた。
そして、あの日のように、向かい合って
俺はこう言った。
そう言いながら俺の大好きな笑顔で飛びついてきた。
そんなあなたが愛おしくて、
そう言いながら、彼女の唇に
そっと口づけをした。
♡80
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なんか完結っぽいけど終わってませんよ?!←
ユウシさんが潰したがってる人がいるので...(言い方)















編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!