カミーユside
あなたの部屋を出て、閉められた扉を振り返る
たった5年、されど5年
知らない間にみんな大きくなっていて、情報だけじゃやっぱり分からないことの方が多いなと実感した
ゆっくり、ゆっくり階段を降りながら懐かしい思い出に浸っていく
私がまだハウスにいた頃、並んで歩いたあの子たちは全員出荷されて行った
優しい姉も、可愛い弟も、みんなみんなあの怪物に殺された
それも全部
こいつのせい
ノックはできないので、「カミーユです」と声をかけて扉が開けられるのを待つ
数秒空き、向こうから静かに扉が開けられる
中に入ると机と椅子が用意されていて、適当に選んで腰を掛ける
ちらりと前を見ると、そこまで酷くは無いものの焦りが顔に浮かんでいる
そう口を開いた
そう言って懐かしむような、自傷気味な笑顔を浮かべた後、私たちがよく知る「ママ」の顔に戻る
そう言って差し出されたのは、私がハウスにいた頃持っていた人形だった
数秒見つめて、目を逸らす
そう言って席を立ち、扉へと向かう
閉まっていく扉の向こうで小さく聞こえた声は「ごめんなさい」と言っていた気がした
意外とはやくあげられて自分でもびっくりしている👀
カミーユが触れられるところの加減がムズい🤔
座れるのか?扉は、開けられるのか?壁抜けはできるのか??みたいな感じになってましたね、ひとりで
そこはもう私の加減でやるので違和感あっても許してー!!













編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。