小説更新時間: 2026/01/09 09:29
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死にたいあの子の手を取って。

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- ノックはしないで
ここは孤児院。
グレイスフィールドハウス。
みんなが母と慕う彼女は、本当の母ではない。
でも、私は知ってしまった。
ハウスの秘密。ママの正体。発信機の存在。
どうやら、レイもこのことを知っているらしい。
私は、レイと一緒に、ママの犬、手先、スパイになった。しっかり働けば、ご褒美も貰える。
こんな世界だ。外は恐らく鬼の世界。大好きだったママが敵。
こうなったら鬼共に喰わせてやろう。私の脳はさぞうまいだろう。
と思うこともあるのだが、やはり喰わせてやりたくは無い。
仕方がない、自殺でもしてやるか。
鬼に喰わせてやるものか。育てに育てた愛情深い、さぞ美味いであろうこの脳を、喰わせてたまるか。
「おいバカ、何してんだよ!」
『んー、プチ自殺ってとこかな』
「やめろよ、4人でココ出るんだろ?」
『レイもわかってるでしょ?ちょー難しいよ。』
でも、きっとレイたちは脱獄できる。
レイたちが脱獄しても、私はここに残る。つもりでいる。
いくら鬼に差し出すために私たちを育てていたとはいえ、私はママが好きだ。
きっとママだって、死なないためにやっているんだ。
誰よりも長生きしたい、というのは普通の思考だろう。
私には到底理解できないが。
グレイスフィールドハウス。
みんなが母と慕う彼女は、本当の母ではない。
でも、私は知ってしまった。
ハウスの秘密。ママの正体。発信機の存在。
どうやら、レイもこのことを知っているらしい。
私は、レイと一緒に、ママの犬、手先、スパイになった。しっかり働けば、ご褒美も貰える。
こんな世界だ。外は恐らく鬼の世界。大好きだったママが敵。
こうなったら鬼共に喰わせてやろう。私の脳はさぞうまいだろう。
と思うこともあるのだが、やはり喰わせてやりたくは無い。
仕方がない、自殺でもしてやるか。
鬼に喰わせてやるものか。育てに育てた愛情深い、さぞ美味いであろうこの脳を、喰わせてたまるか。
「おいバカ、何してんだよ!」
『んー、プチ自殺ってとこかな』
「やめろよ、4人でココ出るんだろ?」
『レイもわかってるでしょ?ちょー難しいよ。』
でも、きっとレイたちは脱獄できる。
レイたちが脱獄しても、私はここに残る。つもりでいる。
いくら鬼に差し出すために私たちを育てていたとはいえ、私はママが好きだ。
きっとママだって、死なないためにやっているんだ。
誰よりも長生きしたい、というのは普通の思考だろう。
私には到底理解できないが。
チャプター
全34話
47,040文字












