第5話

3日目 判明する現状
70
2025/12/10 11:00 更新
mmntmr side
 
 今日は主治医に許可を貰って
 病院近くの公園に来ている
mmntmr
 ここが公園...! 
mmntmr
 めちゃんこ楽しそう...! 
 昨日、いえもんさんと一緒に
 "幸せ計画"を考えていた時、

 まずは体を動かしてみようと思ったので、
 公園に向かうことになった
 もしかしたら私が子供の時、
 一度は公園に来た事あるかもしれないが、
 全く覚えてないので
 実質初めて公園に来たことになる
mmntmr
 まずはどこ行こうかな〜! 
 周りを見渡すと、
 少し古びたブランコと
 バスケコートと小さなベンチがある
mmntmr
 わぁ...! 
mmntmr
 いえもんさん!
 早く行きましょ! 
iemn
 え、あ、えっ...? 
mmntmr
 行かないんですか? 
iemn
 あ、すいません... 
iemn
 行きましょうか 
mmntmr
 ...? 
 私は疑問に思った
 いえもんさんが何故こんな反応をしたのか
 困惑していたし、
 一瞬、顔色が変わった気がした
 いえもんさん大丈夫かなぁ...
 そう思った私だが、
 好奇心には勝てなかった
mmntmr
 いえもんさん!
 バスケしましょう! 
iemn
 あ、あの... 
iemn
 俺、急に体痛ズキズキしてきて... 
iemn
 だから激しい運動は
 やるとダメかもしれません... 
mmntmr
 えっ......? 
 私は驚いた
 これまでで
 いえもんさんが
 体がズキズキすると言うことは
 一度もなかった
 もしかしたら何かあったのかなぁ...
 私はそう思い、彼に話しかける
mmntmr
 ...珍しいですね 
mmntmr
 何かあったんですか? 
iemn
 ...何も覚えてないんですよ 
iemn
 しかも今気づいた事があるんです 
mmntmr
 何...気づいたことって 
 私はいつもより険しい声で話す
iemn
 身体中痣だらけなんです... 
mmntmr
 えっ... 
 私は彼の腕をみる
 すると、痣が何個もあり
 見るだけで痛い気持ちになった
mmntmr
 どうしたんですか !? 
mmntmr
 こんな痣の量、
 普通じゃないですよ! 
iemn
 そうですよね... 
iemn
 多分、幼い頃に何かあったのかと... 
mmntmr
 ッ... 
mmntmr
 すいません...ッ! 
iemn
 えっ? 
mmntmr
 私がいえもんさんを
 強引に公園へ連れてくるから...! 
mmntmr
 いえもんさんの体の状態が 
 悪化したんですよ!
mmntmr
 私のバカ!バカ! 
 私は取り乱してしまう
 でも、彼は落ち着いた様子で
 私に優しく声をかける
iemn
 落ち着いてください 
iemn
 めめさんは
 何も悪くないです 
mmntmr
 いえもんさん... 
 私は少し落ち着くことができた
 そして、いえもんさんは話を続ける
iemn
 今はさっきより 
 大丈夫ですし
iemn
 ブランコぐらいなら 
 乗れますよ 
mmntmr
 えっ...! 
mmntmr
 ほんとですか !? 
iemn
 ほんとですよ 
mmntmr
 わ〜い! 
 私は子供のように喜ぶ
iemn
 この人は一体何歳なんだ... 
 私の喜ぶ姿を見た
 いえもんさんは不思議そうな顔をしていた
 別に私はそんなに子供じゃないけどなぁ...
mmntmr
 実は私、大人の女性 
 かもしれないですよ! 
iemn
 ほんとかぁ...? 
mmntmr
 ほんと...!って
 断言はできないけど... 
mmntmr
 少なくとも
 中学は卒業してるはず...! 
iemn
 ほぇ〜... 
mmntmr
 何なんですか! 
 その反応は! 
mmntmr
 "聞いてない人ですよ~" 
 みたいな顔して...! 
iemn
 ごめんごめん、
 一応聞いてはいるから 
iemn
 ね?ニコッ 
mmntmr
 ......! 
 微笑む貴方を見ると、
 誰かと重ねることができる
 まぁ誰なのか分からないけど...
mmntmr
 はぁ...なんか疲れた 
 そう言って私はブランコに乗る
 それを見たいえもんさんも
 ブランコに座り始めた
iemn
 疲れたのは
 こっちなんですけど... 
mmntmr
 まぁまぁまぁ...
 とにかく落ち着いて! 
iemn
 落ち着いてますけど? 
mmntmr
 そっかぁ... 
iemn
 ...中身のない会話ですね  
mmntmr
 まぁのんびりするために 
 ここに来ましたし!
iemn
 最初、体動かすためって 
 言ってましたよね?
mmntmr
 しょうがないじゃん、
 いえもんさんが体痛いんだから... 
 そういえばいえもんさんって
 何であの時にあざがあることに
 気づいたのかな...?
 普通昨日とかで気づくよね?
 そう疑問に思った私だったが
 答えは導けなかった
 どちらかといえば
 話を逸らそうとしたが正しいのか...
mmntmr
 う〜ん... 
iemn
 どうしたんですか? 
mmntmr
 私達の親って
 本当にいるのかなって... 
iemn
 え、親がいないと
 俺達ここに存在しないのでは...? 
mmntmr
 まぁそれもそうだけど... 
 間違った、
 全然関係ないことを言ってしまった
 私達の親かぁ...
 私達が入院してても
 お見舞いに来ないし、
 きっと毒親って言われる親なんだろうな...
 いえもんさんも私も同じ境遇かも...
 もしかしていえもんさんのあの痣って...
 そう思った私だが
 これ以上考えると胸が苦しくなるので
 ここら辺で妄想を切りやめた
 妄想をやめると
 ギコ...ギコ...と何かが動く音が耳まで届く
iemn
 ......! 
 気になって横を見ると、
 ブランコで遊ぶいえもんさんが目に映った
 ブランコに乗っているいえもんさんは
 とても楽しそうだけど、
 周りの目を気にして
 恥ずかしがっているようにも見えた
mmntmr
 年相応な所もあるじゃん...! 
 正直に言って、
 いえもんさんに出会った時から今まで
 大人みたいで肝が据わっている人だなと
 ずっと感じていた
 でも今回の一面を見て、
 思春期らしい一面もあるんだなと感じた
mmntmr
 てか私、何でこんなに 
いえもんさんのこと
考えてるんだろ...?
 
 疑問に思った私だが、
 その心情が何なのか分からなかった

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