第4話

第3話 二人だけの約束
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2026/03/13 23:40 更新
莉犬くん
莉犬くん
ら〜ん、あがったよ〜
莉犬くん
莉犬くん
って、どうし、、
LANくん
LANくん
、、、りぬくん、、これ、ほんとなの、、、、、?
シャワーから戻った莉犬の目に飛び込んできたのは、床に座り込み、例の診断書を
震える手で持っているLANの姿だった。
莉犬は心臓が飛び跳ねるのを感じた。最悪のタイミングだ、、、、。
莉犬くん
莉犬くん
、、、、見たの?
莉犬の声は冷たく、低かった。一瞬、みんなと同じように突き放そうとした。
けれど、LANの大きな瞳から溢れ出た大粒の涙を見た瞬間、その決心が一気に崩れ去る。
LANくん
LANくん
嘘、だよね、、、、?余命一年なんて、嫌だよ、りぬくん、、、っ!
莉犬くん
莉犬くん
、、、っ、らん、、、、
莉犬はLANを力一杯抱きしめた。
隠し通せない。この人だけには、やっぱり嘘をつけない。
莉犬くん
莉犬くん
ごめん、、、ごめん、、
莉犬くん
莉犬くん
本当、、、なんだ、、
LANくん
LANくん
!!
莉犬くん
莉犬くん
でも、お願い。メンバー、後輩には言わないで、、
LANくん
LANくん
どうして!?
LANくん
LANくん
みんな協力してくれるよ、治療法だって、、、、!
莉犬くん
莉犬くん
治療法がないんだ、、、治しようがない
莉犬くん
莉犬くん
この病気は、なったら、、最後なんだ(苦笑
莉犬くん
莉犬くん
こんなこと言ったら、みんな泣いちゃうよ、、
莉犬くん
莉犬くん
俺は、最後まで『いつもの莉犬』で居たいんだ、、
LANくん
LANくん
!!
莉犬くん
莉犬くん
だから、、、らんは嫌がると思うけど、、、
明後日から、みんなの嫌われ者になるような態度をとるよ、、
莉犬くん
莉犬くん
俺がいなくなった後、みんなが前を向けるように、、、
莉犬くん
莉犬くん
ね、、お願いできる?
莉犬の言葉に、LANは首を激しくヨコに振った。
でも、莉犬の覚悟が詰まった瞳に射抜かれて、言葉を失う。
LANくん
LANくん
、、、、わかった。誰にも言わない。
莉犬くん
莉犬くん
ありがとう
LANくん
LANくん
でも、、俺の前では無理しないで、、。約束、、!
莉犬くん
莉犬くん
!!うん、、わかった。
莉犬が優しく包むLANの体は震えていた。
二人は暗い部屋の中で、命の灯が消えるまでの「秘密の恋」を誓い合ったのだ。

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