小説更新時間: 2024/06/02 04:46

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【コラボ小説 前編】青空の下、向日葵は微笑み花火は見守る

【コラボ小説 前編】青空の下、向日葵は微笑み花火は見守る
  • 青春・学園







「ったく、なんで夏休み中なのにこんなことしなくちゃいけねぇんだよ…」


「しょうがないでしょ、馬鹿2人がやらかして先生に捕まったんだから」

「いやごめんじゃん…」

「まぁまぁ、偶にはこういうのもいいだろ、な?」

「あ″ー……だっりぃ……」

「元はと言えば貴方たち2人の所為だからね?!」

「はい……、w」

「…でもさ、来年の今頃……俺たちどうなってんだろうな」

「来年…?そりゃ高校卒業して…」

「いやいや、高校卒業したら俺ら多分離れ離れってことだろ?」

「うわぁ……なんか…寂しいなぁ……」

「でも、僕らは繋がってるでしょ?硬い絆で、ずーっと」

「…wそうだな、w」

「っし、じゃあさっさと終わらせるぞ!」

「え、だる……、」

「いやだからお前らのせいだっつーの、」

「「…すんません」」









あの日、交わした言葉。声。気温。湿度。


それらは思い出と言う名のフィルムに焼き付けられ、永遠に生きて征く


辛くなった時、行き詰まった時……


フィルムは脳内で再生•一時停止•停止され、その後も保存されていく


あの日は暑く、湿っていた


皆で笑い合い、ふざけ合いながら、仕事をこなした


帰り道では暑い日差しが照りつけ、向日葵が道端で微笑んでいた


あの夏を、僕らは一生忘れないだろう____




チャプター

全2話
4,643文字

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