悲しくて。寂しくて。
どーしても言葉を詰まらせてしまう。
ひとりだけもう私の心を読んでた。
大声で私に問いかける彼の言葉を遮るように
言葉を発する。
目の前の彼が " あの人 " に胸ぐらを掴まれている。
若井滉斗が幼馴染の彼を投げ飛ばした。
私の手は大森元貴によって引っ張られていく。
何処に行くのかは大体予想がつく。
何故か手を掴まれた。
こんなことしたら、武が 殺されちゃ ッッ
この展開、どーしたら ッッ、…!!
私から元貴の手が離れたっ、!!
今がチャンスだ…けどっ、
そう言って隣の車両へと駆けていった。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!