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うるさいけどええ毎日

- ノンジャンル
※この作品は関ジャニ∞(SUPER EIGHT)のお名前や雰囲気をお借りした二次創作作品です。実在するご本人・所属事務所・関係者とは一切関係ありません。
※作品内には、重度知的障害をはじめとする障害福祉・生活介護の日常や支援の描写が登場します。障害の現れ方や支援の方法は一人ひとり異なり、本作品はフィクションです。こうした描写が苦手な方は、ご自身の判断で閲覧をお控えください。
──────────────────
「兄ちゃん。」
たぶん、この一言が俺の名前よりよう呼ばれてる。
朝起きても、洗濯物干してても、トイレ入ってても、「兄ちゃん。」って探される。振り向いたら、だいたい亮がおる。
俺の弟、亮は十九歳。重度知的障害があって、精神発達年齢は三歳半くらい。見た目は立派な青年やのに、「りょちゃう。」「せんとこしたいねん。」って理由にならへん言い訳で毎日笑わせてくる。
家では兄ちゃん。仕事では生活介護事業所の生活支援員。
立場は違っても、俺が大事にしたいことは一つだけ。
障害を見るんやなくて、その人を見ること。
昨日できたことが今日はできへん日もある。同じ話を何回もしたくなる日もある。泣く日もあれば、よう笑う日もある。でも本人にとっては、その全部が「今」。
せやから俺は、「また?」とは言わへん。
「そうやったんや。」
「悔しかったな。」
「嬉しかったんやな。」
その気持ちを、今日もちゃんと拾いたい。
これは奇跡の物語でも、誰かをかわいそうやと言う物語でもない。
兄弟で笑って、利用者さんと笑って、仲間と悩んで、また笑う。
そんな、うるさくて、あったかくて、たまに泣ける毎日の話。
今日も誰かが笑って、誰かが誰かを待っていて、「おかえり。」って迎えてくれる。
そんな場所があるから、俺らはまた明日も前を向ける。
これは、障害の物語やない。
人と人が一緒に生きていく、うるさいけど、ええ毎日のお話。
※作品内には、重度知的障害をはじめとする障害福祉・生活介護の日常や支援の描写が登場します。障害の現れ方や支援の方法は一人ひとり異なり、本作品はフィクションです。こうした描写が苦手な方は、ご自身の判断で閲覧をお控えください。
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「兄ちゃん。」
たぶん、この一言が俺の名前よりよう呼ばれてる。
朝起きても、洗濯物干してても、トイレ入ってても、「兄ちゃん。」って探される。振り向いたら、だいたい亮がおる。
俺の弟、亮は十九歳。重度知的障害があって、精神発達年齢は三歳半くらい。見た目は立派な青年やのに、「りょちゃう。」「せんとこしたいねん。」って理由にならへん言い訳で毎日笑わせてくる。
家では兄ちゃん。仕事では生活介護事業所の生活支援員。
立場は違っても、俺が大事にしたいことは一つだけ。
障害を見るんやなくて、その人を見ること。
昨日できたことが今日はできへん日もある。同じ話を何回もしたくなる日もある。泣く日もあれば、よう笑う日もある。でも本人にとっては、その全部が「今」。
せやから俺は、「また?」とは言わへん。
「そうやったんや。」
「悔しかったな。」
「嬉しかったんやな。」
その気持ちを、今日もちゃんと拾いたい。
これは奇跡の物語でも、誰かをかわいそうやと言う物語でもない。
兄弟で笑って、利用者さんと笑って、仲間と悩んで、また笑う。
そんな、うるさくて、あったかくて、たまに泣ける毎日の話。
今日も誰かが笑って、誰かが誰かを待っていて、「おかえり。」って迎えてくれる。
そんな場所があるから、俺らはまた明日も前を向ける。
これは、障害の物語やない。
人と人が一緒に生きていく、うるさいけど、ええ毎日のお話。
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