※モブのタヒネタ
※流血表現
京視点
銅像が建っている広場を見渡せば、
楽しそうに歩いている親子やカップルらしき人達など、様々な人が集まっていた。観光地としては人気な場所の一つらしい(音情報)
ちなみにカップルは綿が無言で見つめていた
銅像に対し拝む人もいるらしい。
...凛兎さんから聞くに、バレたら失った色を取り戻す所じゃないくらい面倒だし大変らしい。
…まぁ初代救世主(?)達があんなに拝められてることを見ると、安易に想像できる。
バレたくない...うん。かもしれない...
そんな話題で盛り上がっていると、
突如、轟音と共に誰かの叫び声が響いた
ゴゴゴゴゴ......
「うわああぁぁっ...!!?」
周りの人も困惑しているのにもお構いなしに、
轟音は勢いを増す。
すると、音のした方から走ってくる人々が見えた
その様子があまりにも必死で、辺りも段々ざわつき始めるのにそう時間は掛からなかった
凛兎さんが何があったか問うと、
混乱した様子で声を荒げる。
ガシャンッ!!
_近くの建物が魔法で潰れた。
辺りの人々が遂に悲鳴を上げ逃げ出し始める
警備隊と思われる人達が声を掛けるが、
悲鳴は止まる気配が無く、最早勢いが増していた
そんな状況でも、俺達は結構落ち着いていた
様々な考察が飛び交う中、突如瑠璃が声を上げたかと思えば、即座に少し焦った表情で音のした方向へ走って行った
2人が咄嗟に声を掛けるが、聞こえていないようだった
ー瑠璃視点
”バケモノ”という言葉を聞いた時点で、嫌な予感はしていた。
それが段々確信に変わっていった
音のした方へ向かえば、居たのはやはり魔族。
見た感じ上級...
その魔族は今も辺りの建造物を魔法で破壊している
急がないと、と更に近付けば血生臭い匂いが漂ってくる
不思議に思い辺りを改めて見直すと、
辺りには所々に血が散乱していた
そして魔族が壊したであろう建物の瓦礫の隙間からは、
ここで暮らしていただろう人々のタヒ体が垣間見えた
...おそらく、逃げてきた人達の量からして生き延びれたのは一部だったんだろう
そんな、大勢の人の命を奪った魔族に僕は手をかざして_
バシャンッ!!
魔法を打った



















編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。