ラブ、美希、祈里は現実を受け入れることができなかった


大好きであるドーナツカフェで偶にバイトして優しくていい子だと思っていた夢野唯は……敵だったのだ

ｽｩ～

せつなの叫びと共にラブたちも覚悟を決めたようだ

4人
『チェインジ・プリキュア・ビートアップ!』

4人の掛け声と共に変身した

4人
『レッツ、プリキュア!』

…これが本当に全員揃ったフレッシュプリキュアね……

挨拶代わりに蹴りの風圧を試すがなんとか耐えたようだ。あれ？もしかして私今日勝っちゃうかも?

4人
『はああああっ！』


それから4人は一斉に攻撃し始めた。あれ、絵面的に悪いのプリキュアじゃない?

ピーチ、ベリー、パインの攻撃を躱したり受け止め続ける。あれから闇の世界を放浪していたから前より強くなってるわね……

全員が下がるとせつなが変身したキュアパッションがそんな事を言った

ちょっとパッション、いくら正義側に付いたからって私の過去を話さないでよ

私の発言に理解ができていないようだ

ラブ……キュアピーチが叫ぶ。確かに自分勝手よね。でも人と言うのは自分勝手だ。それが人を助けることもみんなと一緒にいることもね

手を出して闇のエネルギー弾を少しずらし発射する

4人
『きゃああああ！』

どうやらまだ私を倒せるほど強くはないわね

この程度じゃナケワメーケに負けるかもね

4人
『させないッ!』

そうやって立ち上がろうとするプリキュア……

ナケワメーケの元を仮面に刺す

3人
『うん！』

ピーチの声でフレッシュプリキュア達はナケワメーケを退治しだす

ピーチ、ベリー、パインが道具を呼び出した

出番がすぐ終わったナケワメーケだった

元メンバーだったパッションがいた

パッションも同じく武器というかハートの形のハープを出してきた

ハートの風が私を襲うのだった……が

片手でパッションのハピネス・ハリケーンを防ぐ

いや一番驚いているだろうけど私も驚いてるから。ただこんなの平気とかじゃなくて避けられなかっただけだからね

手に集まったハピネス・ハリケーンを飲み込み、もう片方の手で念動力の如くプリキュアを吹き飛ばした

4人
『…………！』

ちょっとやりすぎたけどどうやら戦闘不能のようね


いつもならプリキュアにとどめを刺すのだけど……
私の目的はやりたくないけどイースの…パッションの始末だ。

闇のエネルギー弾をためていたその時

パッションに闇のエネルギー弾を放つ前に目の前にシフォンちゃんが現れた

タルトも駆けつけて通せんぼするように立ち塞がる

その様子を見てプリキュア達もなんとか立ち上がろうとする

聞こえる声で私はプリキュアを背にする

それだけ伝えて私は消えた

ウエスターが驚いて聞く。仕方ないでしょ、もうラブ達に正体がバレたんだからこの館しか居場所がないのよ

サウラーは私が持っていた紙袋の中身が気になったようだ。なので私はその中の一つを見せた

なにがどういうことか、あの子達から去って一度お店に戻ったらさっきまでなかったはずの紙袋があって、私宛の紙が貼ってあった。大方、今までのバイトでしょ

そこまで喜ぶことかしら?まあ店長さんのドーナツは美味しいし……


さて仮面でも直そうかしら…