第4話

Part.1 No.3
260
2025/05/04 13:51 更新
すると
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
短気なのも、
あいつの悪いとこだな
上杉君がため息をついて、みんなを見回した
_黒木貴和@くろきたかかず_
黒木貴和くろきたかかず
たとえ欠点が山ほどあっても、
俺はお前に一目置いてるって
言おうとしたのにさ
黒木君が、上杉君の首にぐいっと腕を絡ませ、
自分の胸の中に引き寄せて言った
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
ウソつけ
そんなこと、
口が裂けても言わないくせに
上杉君は、メガネのむこうで笑って、
黒木君の胸をドンと叩いた
_黒木貴和@くろきたかかず_
黒木貴和くろきたかかず
お互い様だろ
黒木君もちょっと笑った
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
まあな
そのとき、授業開始のチャイムが鳴り始めたのだった
3人と私は、慌てて自分の秀明バッグをつかんだ
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
黒木、若武の持ってけよ
上杉君が投げた黒の秀明バッグを、
黒木君は片手で掴み、風のようにドアから出ていく
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
あなたの下の名前、行こう
あなた
うん
立花さんと話したかったが、時間がなくなって
しまった…

ドアから出ようとした時、後ろからくる小塚君が
立花さんに引き留められたようだ

私も話が聞きたいが、何となくわかるような気もする
し、そもそも小塚君との話なので、好奇心を抑えて
教室に向かった
授業終了後、特別クラスへ3人で向かうと
その時、横を若武が走り去った
_小塚和彦@こづかかずひこ_
小塚和彦こづかかずひこ
わっ、若武どうしたんだろ
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
さぁな
あなた
うーん、なんだろうね
特別クラスのドアを開けると黒木君はもう居た
_黒木貴和@くろきたかかず_
黒木貴和くろきたかかず
やぁ、お疲れ
3人共
その後すぐに黒木君と上杉君は話し始めた
私は小塚君が持っている星座早見盤を覗いた
あなた
ここって〜〜?
_小塚和彦@こづかかずひこ_
小塚和彦こづかかずひこ
それはね、ここが〜〜
しばらく話しているとドアが開き、
若武と立花さんが顔を覗かせた
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
どーした、若武
若武は、1人1人に視線を配ってから、おもむろに
口をひらいた
_若武和臣@わかたけかずおみ_
若武和臣わかたけかずおみ
大事件だ
私は思わずコケそうになってしまった
カッコつけすぎ…

黒木君が、ふっと笑って口をひらいた
_黒木貴和@くろきたかかず_
黒木貴和くろきたかかず
秀明前のネズミでも死んでたのか
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
いいや
_上杉和典@うえすぎかずのり_
上杉和典うえすぎかずのり
誰かが階段から落ちて、鼻の頭でも擦りむいたのさ
2人は顔を見合わせ、それからクッと笑い出した
若武はもちろん、火がついたように怒って怒鳴った
_若武和臣@わかたけかずおみ_
若武和臣わかたけかずおみ
俺のチャリが盗まれたんだっ!
2人は一瞬、笑いを消し、真剣な表情になった

なんか嫌な予感が…

とたんに小塚君が、身を乗り出すようにして言った
_小塚和彦@こづかかずひこ_
小塚和彦こづかかずひこ
若武、乗ってきたの?勇気あるね
どうやって親を説得したのか教えてよ
僕もチャリ通にしたい
あなた
(小塚君、それ言っちゃダメなやつ…)


please ♡&☆

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