第24話

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2026/04/08 21:57 更新












 
ky.
てか、高校側は、
このこと知らないんだよね?
kt.
ごめん、北斗、大我。
実は、俺そのこと言ってたんだ…
ky.
え?
kt.
バイトのこと、校則違反してること。
全部学校側に話してたんだ…
ky.
じゃあなんで…





woman.
ちょ、ちょっと待って。
kt.
あ、ごめんなさい…
woman.
もういいわ。樹のために、
あなたも努力してることわかったから。
kt.
え?
woman.
樹のことこれからも頼んだわ…
また来るけど。



田中さんはそう言い捨てて、
病室を出ていった。






hk.
また来るんだね…
kt.
親だもん、
樹のことが欲しいのは正常だよ…
hk.
樹は、これでよかった?
jr.
ごめん、俺やっぱ、
お母さんのところにいきたい。




樹がベットから降りて、
お母さんを追いかけにいった。





わかっていた。
わかっていたはずなのにやっぱり苦しい。
















jr.
お母さん!
woman.
え、樹?
jr.
俺、お母さんと暮らすよ。
woman.
こーちさんは?
jr.
こーちは…、
血の繋がってない俺の味方。
woman.
え?
jr.
これからもこーちさんが、
俺にとって一番の親友。





病室の扉から、母と話す樹を見守る。

自分の手から、
自分の大切なものがなくなってしまう喪失感と、

やっぱり樹のためだけに捧げた自分は、
これからどうしたら良いのか不安で苦しい。





でも、寂しいけど、
樹と親友って距離感になるのもあり?








jr.
今日退院するから、明日までに
荷物まとめて家に帰ってもいいかな?
woman.
………樹!



田中さんと樹が、
ぎゅっとしてるところを見ると、
家族なんだなと実感する。




俺は、完全に一人暮らしになったんだ…














樹と家に帰ってきて、樹は早速荷造りを始めた。


おそろいのマグカップも皿も、
なにもかもなくなっていくのを見てると、
胸が苦しくなった。



樹がいなくなって、
俺は一人で生きていけるのだろうか。








jr.
こーち、
二人で話そう、
kt.
うん…
jr.
ほら、これ。こーちが体にいいって、
いつも作ってくれるルイボスティー。
kt.
…ありがとう、
jr.
俺、お母さんと二人で頑張る。
kt.
うん、
jr.
もし捨てられたら、
また一人になるかもしれない。
jr.
でも、それでも、
俺を産んでくれたのはお母さんだから。
kt.
うん
jr.
俺はお母さんとこれからも、
頑張る。だから、こーちも頑張って。
kt.
ありがとう。
jr.
でも、こーちとは仲良くしたいし、
義理の兄みたいな感じでいたい。
kt.
うん、勿論。
jr.
だから、これからも、
二人で会っていろんなこと話そう。
kt.
うん。










樹が全て話し終えてから、部屋に帰った。
きっと、お母さんのことを
ジェシーにも共有するんだろう。






俺も、慎太郎にこのこと伝えなきゃ。
明日、バイトに伝えよう。ちゃんと。













朝になって、樹が家を出ていった。

今日は、土曜日だから学校ないけど、
バイトには変わらずいくつもりだ。


慎太郎をちゃんと、振れるだろうか。













_____ピンポーンッ






hk.
こーち、
kt.
北斗…?
あ、ごめんね。一昨日あんなこと…
hk.
俺、こーちのこと、
全然知らなかったんだね。
kt.
………
hk.
いいよ、俺は。
落ち着くまで、いくらでも待つから。
kt.
へ…?
hk.
だから、俺と向き合って…
kt.
好き。










hk.
え?
kt.
好き。北斗のこと。
恋愛として好き…だよ…ずっと。
hk.
こーち、
それは、勘違いだよ。
kt.
勘違いじゃないよ。俺は好きだから、
迷惑かけたくなかった。
kt.
俺は好きだから、髪型でもなんでも
毎日褒めて欲しかった。
hk.
え?
kt.
でも、樹といて住んでる世界が、
違うなって思ったの。だから…
hk.
うん
kt.
だから、遠ざけようとした。
北斗に悪いことしたと思ってる。
kt.
自分勝手だったって思ってる。
でも、やっぱり俺は北斗が好きで。
hk.
俺も、こーちのこと好きだよ。
kt.
うん…
hk.
気づいたら好きになってた。
俺と付き合って欲しい…
kt.
……勿論…、











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