男A「俺達はネスト序列◯位のハウスだ。表では公開できないような事もしている。裏の人間だ。ある日、俺達と協力関係にある裏の組織から依頼が来た。“使い勝手の良い手下を1人連れて来い。情報部にだ。”…とな。いくら裏の仕事をしているからって、人を扱ったことはあまりない。困り果てていた時に、ネストからお前達、スネイクピットの噂を聞いた。コイツらなら、例え1人2人消えても、ネストのおける捜査の為、仕方が無かったと言えばどうにでもなると思い、この工場までお前達が来るように仕向けた。ただそれだけの話だ。」
雷夏「ふぅん…裏ね…その組織はなんて言う名前?」
男A「それは秘密だ。なんでも教えて貰えると思ったら大違いだ。」
雷夏「まぁね」
雷夏(なんとかしてこの事を結人に伝えないと…)
恵吾「…んん…」
雷夏「!恵吾!」
恵吾「雷夏…?ここは…」
男A「ああ、もう起きちまったか。なら、もう片付けないとだな」
雷夏「片付けるって…」
男A「じゃあな」
男はガサゴソと自分の胸元を探った。
恵吾「ッ!」
その瞬間、恵吾は弾かれたように男に体当たりした。
恵吾「雷夏!今のうちに逃げろ!!」
雷夏「でも恵吾が!!」
恵吾「俺の事は良い!速く行け!!」
雷夏「…ッ!」
結人「雷夏くん!?恵吾くん!?」
雷夏/恵吾「結人!?」
時は遡り数刻前
結人「はぁ…やっと元の場所に戻れました…」
結人は来た道を戻り、雷夏達と別れた場所へ到着した。
が、元の場所にも2人の姿は無かった。
結人「結局2人居ませんね…なんででしょう?」
「〜〜〜!!」
結人「うわっ!?」
突然、誰かの怒鳴り声が聞こえた。
雷夏でもない、恵吾でもない、誰かの怒鳴り声が。
結人「奥の方ですね…行ってみましょう!」
薄暗い道を駆け抜け、奥の方へと向かって行った。
恵吾「雷夏!今のうちに逃げろ!!」
結人「恵吾くんの声!…でも、逃げろって…まさか!」
部屋の扉を開け、大声で言った
結人「雷夏くん!?恵吾くん!?」
男A「ははっ、丁度良い。…おい!見てろ!」
男はそう結人に言い、尻ポケットから黒いナニカを取り出し、それを恵吾に向けた。
結人「恵吾くん!!」
雷夏「恵吾!!」
“黒いナニカ“は拳銃だった。
男は恵吾の胴にそれを向けた。
雷夏「待っ!!」
パァァァァンッッ‼︎
恵吾はかろうじて避けたが、左腕を弾丸が貫いた。
恵吾「ぐっ…!!」
辛そうに顔を歪め、しゃがみ込み、左腕を右手で抑えた。
雷夏「恵吾!!」
男A「次はお前だ。」
結人「嫌だ…やめッ!!」
パァァァァンッッ‼︎












編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。