前回の続きと同様
- rb視点
トントンと雑談しながら少し歩き、
気づけば食堂に着いていた
食堂は廊下からでも分かるほどうるさく、
いつも中に入るのを躊躇ってしまう
「お前らはもうちょい静かにできひんのか?」と
トントンはドアを開けながら食堂の中にいる
幹部たちに声をかけるが、
「楽しいからええやろ!」などの返答が返ってくる
そして少し雑談をし、幹部も次々食堂に集まり
もう既に夕飯を食べる時間が来ていた
いつも通り大先生は遅刻していて、
それにトントンが呆れて連れ戻してくる
みんなの意見を聞いていると、突然真後ろから
大好きな人の大声が聞こえてきた
心臓がバクバクし、顔が熱く感じる
それのせいで改めて あ、本当に好きなんだ
と自覚させられる
不意打ちにこっちに話題を振られたため、
自分の口から間抜けな声が出た
同じ回答を選んだからか、
ゾムは大層喜び にぱっ、と笑った
いや、小学生か????
しばらくして意見は分かれ、
トントンがこの部屋から消えてもう10分程度が
すぎていた
トントンを迎えに行くかという話が出始めた頃、
食堂のドアが ばーん と開き、
トントンが手に抱えた大先生を放り投げた
その言葉を言い、グルッペンは
食べ物への感謝の言葉を詠唱した
「曼荼羅」の言葉を一斉に言い、
幹部全員がご飯を食べ始める
グルッペンが感謝を詠唱している間は
バリトンボイスのみが響き渡るような静寂に
包まれていたというのに、
曼荼羅という言葉を境目に食堂が
一気にうるさくなった
そのうるささに紛れ、
グルッペンはいつの間にか俺の隣に座っている
ゾムに話しかけた
ゾムの驚きの回答に思わず声が出てしまった
報連相……、
- 続く
主)一旦r-18外してみようと思います











編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!