勝利side
それからあなたは足に体重をかけて、笑いながら何度も強く踏み続けてくる。
体を起こしたいけどあなたの足の力が強くて動けない。
痛みに声をあげ、ただただ彼女を見上げた。
俺みたいなやつ?
どういう意味だ。
何を……言ってんだ………
もうあなたには誰も傷付けてほしくない。
早く何とかして記憶を戻させないと………!
でもどうやったら…………
あなたがナイフを振り下ろしてきた。
まずい、殺される………!!
俺このままあなたと話せないまま死ぬのか、、?
そう思ったとたん。
ナイフを振り下ろされるタイミングで一瞬、あなたの足が軽くなる違和感に気付いた。
その隙を見逃さなかった俺は、すかさずあなたの腕を掴み押し倒した。
暴れるあなたから何とか武器を取り上げて投げ飛ばす。
でも、そこで蹴りで俺は吹っ飛ばされた。
立ち上がって俺にそう言いはなつあなた。
学校名を言ったとたん、彼女の口が止まった。
俺はそのまま
あなたside
佐藤……勝利………
キイィィィィーン!💥(頭の痛み)


















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。