第24話

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2024/08/19 22:11 更新





俺の大好きなSnowManの中には
まっすぐで、顔も人柄も最高にイケメンな人がいる。


















ふかside💜









めめ
ふっかさん!これとかどう?
ふっか
どれ?あ、いーじゃん!
めめ
あ、やば
ふっかさんって言ったの聞こえたかな?
ふっか
大丈夫大丈夫。聞こえてたらたぶん今頃俺らの周りめっちゃ人集まってるよ
めめ
はは笑







めめに想いを告げられてから1ヶ月。







まだ返事はできていない。

めめは告白のあと何度も「返事はいつでもいいから」って言ってくれてるけど、
めちゃくちゃ待たせちゃってる。







めめ
ふっかさん?どうしたのぼーっとして
ふっか
ん?いやー別に大丈夫だよ?
めめ
そう?
ふっか




でも、
早く返事をしようとすればするほど




自分の気持ちがわからなくなるんだよな。






めめ
でもさ、めっちゃ嬉しい
ふっか
なにが?
めめ
ふっかさんからデートに誘ってくれるなんて…
まあ…康二の誕生日プレゼント選びにだけど
ふっか
めめの助言もほしいからな!付き合ってくれてありがと
めめ
いいけど……俺はこのまま一緒に食事とか行ってもいいんだけどね?
ふっか
おお、晩飯?いーじゃん!どこ行く?
めめ
はあ……そういうとこだよ、ふっかさん……
ふっか
え?
めめ
いや、なんでもない
ふっか
そ?じゃどこ行くー?あ、俺おご…
めめ
だめ。今日は俺が奢る
ふっか
なんで!
めめ
だめなものはだめ
ふっか
え〜…
めめ
ね?
ふっか
…は〜い



めめは告白後もあまり普段と変わらない。

ただ、前以上に「可愛いね」とか「明日時間ある?」とかいう言葉が増えたし、



……あ、あと妙に頭撫でられることが多くなったな。わら















でも俺……どうしたらいいんだろ。










ふとそう思ったとき、いきなりぐいと腕を引かれた。


ふっか
ぉわっ、なに!?
めめ
ふっかさん
ふっか
どうしたの!?
めめ
あれ
ふっか
ん、あれ?…どれ?
めめ
あそこのクレーンゲームの
ふっか
クレーンゲーム?あ〜あれね
…え、欲しいの?
めめ
…あの犬のぬいぐるみのやつ
めめ
うちのモコちゃんみたい



なんだよそれ。超可愛いんだけど。




めめ
ふっかさん…


めめが俺を見つめてきた。


モコちゃんに負けないくらいのきゅるきゅるの目で。



ふっか
…取ろうか?
めめ
……!



めめはその顔のまま頷いた。




……反則だろこれは。


ふっか
わかったわかった取ってやるよ
めめ
ありがとふっかさん!!



かぁいいなあ、こいつ。



ふっか
はーいこれ
めめ
ありがとう!うわ可愛い
めめ
1発で取ったの?!ふっかさん最高…
ふっか
最高まで言わなくても わら
めめ
いや


めめは急に真顔になった。


めめ
これは一生の宝物にする
ふっか
………そか笑









めめは俺のこといつも「可愛い」って言うけど


めめのほうが俺より百倍かわいくね?







めめ
じゃそろそろ行く?
ふっか
おう



会計を済ませて店を出る。



歩道に一歩出ると、肌に冷たいものがぽつんと当たった。



めめ
あー雨降ってきたね
ふっか
ほんとだ
俺傘持ってないわ

天気予報とか見てなかったわ。阿部ちゃんに聞けばよかった。わら

めめ
ふっかさんちょっとそれ貸して?
ふっか
ん?これ?

俺は康二へのプレゼントが入った袋をめめに渡した。


めめ
ありがと
めめ
あ、ふっかさん
ふっか
ん?
めめ
俺折り畳み傘持ってるから、入る?
ふっか
え、いいの?マジ?
めめ
当たり前でしょ笑



めめは鞄から折り畳み傘を出し、広げて「はい」と俺を入れてくれた。


めめとの距離が、ぐんと近づく。






ふっか
ありがとう助かった
めめ
ふっかさんが濡れたら嫌だし




傘の中でめめの低い声が響く。



ふっか
……



めめはできるだけ俺が傘の内側になるように差している。

俺が渡した袋はそのまま持たれてるし。








今更「それ持つよ」なんて言っても聞かないんだろうな。



めめのことだから。











ふっか
…めめ
めめ
なに?ふっかさん
ふっか
………いや、なんでも
めめ
なにそれ笑
















めめってさ、


いつの間にそんな、かっこ良くなったの。

























ーすの楽屋ー







ひかside💛








らう
岩本くんって好きな人いるの?
ひーくん
ブホッ
え……なんだよ、いきなり




楽屋でラウールと二人になった瞬間、ラウールに単刀直入に聞かれ
俺は、飲んでいたお茶を、しっかり吹き出した。





ラウールは怒ってるのかふざけてるのかよくわからない顔で、
俺の前の椅子にどしんと腰を下ろした。


らう
で?
ひーくん
うん?
らう
好きな人は?
ひーくん
……





一瞬、ある人が頭に浮かんだけど


言う勇気は、なかった。



らう
まあ言いたくないならいいよ!


ラウールは椅子から立って、楽屋の中をぶらぶら歩き始めた。



ラウもこんなことに興味あるんだな……大人になったなあ。




らう
でもさ
らう
いるなら早く気持ち伝えた方がいいと思うよ
ひーくん
え?
らう
その人の誤解を招かないうちにね
ひーくん
……




…誤解?





らう
あっ、そういえばもうすぐ康二くんの誕生日だね!
らう
康二くんになんかしてあげたら?
…「兄貴分」なんだし
ひーくん
………だな








鋭いラウールには、
もしかしたら俺の心臓がどくんと跳ねた音が聞こえたかもしれないと













俺は、本気で思った。









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