🌸『…………………ん、』
目が覚めたら、外はオレンジ色になっていた。
夕方まで寝てしまってたみたいだ。
ふと傍を見ると、ヨンジュンが気持ちよさそうに寝息を立てている。
しかも、私の手を握りながら。
🌸『………………かわいいなぁ、』
🦊『んん…………あなた…………』
🌸『どんな夢見てんだろ………笑』
🦊『…………あなた………前髪…切りすぎ…』
🌸『どんな夢だよ』
🦊『…………ん、?』
不意にヨンジュンが目を開けた。
🌸『……………あ、おはようオッパ…じゃなくて、ヨンジュン……』
🦊『…………ん、おはよあなた。』
🦊『え、もう夕方……??』
🌸『……………そうみたい。笑』
🦊『なんだ…………まいっか、当分仕事ないし…』
まああんな騒ぎがあったからな……………
なんて思っていると、ベッドに引き込まれて、
🌸『わっ、』
ヨンジュンに覆いかぶさってしまった。
離れようにも、ヨンジュンが私の首に手を回してくる。
🌸『よ、ヨンジュン???』
🦊『あなた…………もう離したくないよ、』
🦊『ずっとこうしていたい、』
🌸『………………私もだよ、ヨンジュン』
🌸『私、大学行くよ』
🦊『え、?』
🌸『大学行って………オッパのこと支えられるくらいの人になる、』
🦊『あなた……………』
🦊『俺も、アイドルの仕事頑張る。』
🦊『いっぱい踊って……いっぱい歌って、あなたに好きなもの食わせられるような男になる。』
🦊『だから、………………………』

🦊『ずっと………俺と一緒にいてください。』
私はヨンジュンの目をしっかり見て、
🌸『……………はい。』
と、笑いかけた。
ヨンジュンはにっこり笑って、
🦊『あなたっ、大好きっ!!!』
と、私にキスをしたのだった。
🦊END🦊












編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。