この作品にはライブラリーオブルイナのネタバレが含まれます
その他捏造や指定司書と館長たちが出て来て司書補たちと話すこともあります
苦手な方は話を見るのを中断してね!
頬に着いた血飛沫を拭い取った。
目の前の人が本になって消えていく様を見下ろす
やはり、あまりいい気はしなかった。
逃げた2人は、帰ってこない1人をどう思うだろう?
《マスの本 獲得》
他の奴らはきっと復讐しに帰ってくるだろうな…
こんな事ばかりしてたら、呪われそうだ。
本を持ち帰り、アンジェラの元に帰った。
二人が話しているのを軽く盗み聞きながら、周りで本を片付けたり、技術科学や歴史の階に持っていく本を分類した
そういえば新しく文学の階?が出来たんだっけ。ローランさんがさっき顔を合わせに行ってたな。すぐ帰ってきてたけど
そろそろ燃やすことを取得したいなあ…
そんなことを考えていたら、本が光り始めた。
え、なに?
手で目を覆った。直視したら目が悪くなりそうなくらい明るすぎた。
光が収まったと感じた時、目を開けた。
けれど目の前にあったはずの本は消えている。
無くなった本の代わりにあったコアページを見て、すぐに理解した
…絶妙に〜だが、最近はアンジェラとの距離も縮んだ気がする。
このまま平和に行ければいいのだがな。
死にたくない、死にたくないと叫びながら本へとなっていく人々。
案の定、さっき本にしたマスと言う奴の仇を打ちに、友達を連れてルルという少女がやってきた。
謝った。ひたすら、小さな声で。
生きるためとは言え、こんなことは本当に辛くて仕方ないんだ。
自分は死にたくないという切ない願望を抱える辛さをよく知っている。だから、余計罪悪感がおしよせてきた
残ったのは、ルルひとりだけ。
友達を引き連れても、それは無駄な犠牲を払うだけ
怒りは人の集中を切らすのは本当だったようだ。
もごもごと口を動かしていると、ローランさんは「わかった」と、一言だけ言ってくれた。
頼ってばかりで、申し訳なく感じる。
守備もまともにしなかったルルは、攻撃をまともに受けてしまい、そのまま本となった。
本になる寸前で、絶望と怒りが入り交じったような苦い表情が見えた気がする。
ローランさんが本を拾い上げたのを見て、この場から急いで去った。
居心地が悪い。あそこ、いつか怨念とか出るんじゃないか?
いつものように出迎えてくれるアンジェラの横を通り過ぎた
椅子に持たれかかり、今にも死にそうな顔をしている自分に、アンジェラは本を持って寄ってきた。
3冊ほど積まれた本を目の前に出され、思わず間抜けな声が出た
痛い所を突かれ、反論できなくなった自分は渋々本を受け取って、椅子から立ち上がった。
文学の階
初めて来たが、歴史の階と似たような、落ち着いた感じの階だな。
とりあえず…適当に本を置いて帰ろう。
机に本を置こうとした時、背後から足音が聞こえ、振り返った。
…見つかったな…指定司書?…いや、司書補かな…
まあ、どちらでもいい…早いところ話を切りあげ、帰ろう。
やたらと元気な人だな。
耳がキーンってなるほどの声量で話されるから、少し困る。
ホドという方は、腕に持っていた本の中から一つを選び、自分に差し出してきた
…これは、受け取るしかないだろうか…。
差し出された本を受け取り、笑みを作った
ホドさんも、優しい笑みを浮かべこちらに手を振った。
軽く手を振り返したあと、自分は文学の階を出た
総記の階に戻って、すぐにソファに向かった。
そのまま沈むようにソファの上に寝転がり、身を縮こまらせた
ビクッと体をふるわせ、突然現れたアンジェラを見上げた。
突然出たカウンセリングという言葉に混乱する。
後、寝ようとしてるのに普通に喋りかけてくるのやめて頂きたい
言いたいだけ言って、アンジェラは消えた。
子供らしいと感じる一面もあるんだよな…
気遣ってくれているのはとても伝わったけれど、そんな慰めをしてもらった所で癒されやしない
色んな考えを振り払い、眠るように専念した。
そう、寝たら何もかも忘れる。
いつもそうだったように
…けれど最近は、精神的に来てるのか、寝ても罪悪感が消えないな。
……To be continued
ローランのアイコンを追加しました!















編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。